Sydney Whale Watching Cruise

Sydney Harbourには毎年冬になると数多くのクジラがやってくる。彼らはこの時期に南からやってきて北に向かう。そしてまた数カ月後に今度は逆の道のりをたどって南に帰る。


SydneyでWhale Watchingができることは知ってたんだけど、いつでも参加できるさーって考えから今まで参加したことが一度もなかった。今年の機会を逃すと次回がなかなか厳しそうだったので、善は急げってことでとっとと参加することにした。


今回のクルーズはSydney Harbourの中心にある Circular Quayって場所から出る。Opera Houseの前の湾だね。朝10時からのクルーズで合計時間は3時間ほど。僕が選んだツアーは結構大きめのクルーズ船を利用するので、船の揺れが少ないのが特徴。実際には150人くらいが参加してたんじゃないかな?


Circular Quayを出てかなりのスピードで沖に向かう。移動中、前方甲板の上にずっといたんだけど結構揺れる。けどそれがジェットコースターみたいで楽しかった。逆に船の中で座ってるほうが船酔すると思うんだよなー。もちろん外はこの時期相当寒いし、風が強いのでかなりの寒さ。ダウンコート + 手袋でしのぎました。


合計3時間のクルーズで結構な数のクジラを見ることが出来た。彼らは空気を吸いに海上に出てくる必要があり、その際に頭の部分とか尾びれとかが見える。巨体が豪快に潮を吹く姿は圧巻。もっと近くで、もっと彼らの飛び跳ねるようなアクティブな姿を見たかったけど、残念ながらその夢はかなわず。飛び跳ねる姿を見るのは相当運が良くなきゃダメって係の人が言ってた。それでもその迫力はかなりのもの。感動することまちがいなし。美しいSydney Harbourの景色を楽しめるってのも良い。


もちろん写真も大量に撮ったわけだけど、そもそも動く物体の撮影に慣れてないのでかなり困難を極めた。当たり前だけどクジラは水中にいるわけで、潜っている間はどこにいるかわからず、いつ、どこに姿を表わすかを見極めるのは厳しい。潮を吹くと位置が確認できるものの、その段階ではすでに頭を海上に出し終えた後なので、頭部を撮影するは相当難しいと思う(今回は400枚以上撮って頭部が撮れたのは2枚だけ)。ジャンプ姿も然り。こりゃ経験と勘が必要ですなぁ。もちろんもっと望遠なレンズも必要。今回はほとんど70-200mm F4.0ISで撮ってトリミングしたけどかなり厳しい。やっぱ次回参加までに(次回があるかどうかは不明)Extenderを買おう!


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ちなみに係の人と話して発覚したんだけど、Mr.Childrenのアルバム「Sense」のジャケットはこのツアーの係の人が撮ったものらしい。まさかここでミスチルつながりの話が出てくるとは驚きでした。

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iPad活用法

iPad (3rd Generation)を購入してから早3ヶ月。使い方が落ち着いてきたので自分なりの現在の使い方をまとめてみたいと思う。

利用目的
僕のiPadの利用目的は主に3つ。1つは「情報収集」。もう1つは「英語学習」。そして最後は「読書」。以下にそれぞれ具体的に書いていくけど、もし自分が英語学習をしていなかったら、もしくは英語が苦手で(まぁ今も苦手なんだけど)英文を読むのが苦痛だったら、iPadは購入してなかったと思う。英語が出来るとiPadの利用の幅が圧倒的に広がる。


情報収集
iPadでの情報収集は、Web上のものからソーシャル系(TwitterFacebookモロモロ)までを含んでる。単純なブラウザやGoogle Mapを使った情報収集はもちろん行ってるんだけど、ここではニュース系の情報の収集方法についてまとめてみる。


自分の場合、ニュース系の情報収集で使う主なアプリは2つ。電車での移動中にiPhone版の「Pulse」、そして自宅ではiPadで「Flipboard」。


Pulseはニュース記事の閲覧性が高く、一度読み込んだニュースはキャッシュしてくれるので、自宅を出る前にニュース記事を読み込ませておいて電波の悪い電車内で読むといった感じ。iPad版も出てるのでそちらでもOKなんだけど、電車では立ったままで閲覧する場合も多いのでiPhoneの方が取り回しが良くて好き。


一方Flipboardは記事を読むのがとても楽しくなる作り。通信が安定している場所でないと結構きついので家での使用がメインとなってる。iPadを購入する動機の1つとなったアプリ。


どちらのアプリを使っている時でも、ちょっと長めの記事に出くわして後でじっくり読みたいって時はInstapaperに送信して時間が開いた時に読む。Instapaperは現時点で一番多機能で設定が細かく、iPadでもiPhoneでもWebでも読めるのが嬉しい。数多くのアプリがInstapaper連携をしているのでどのアプリからでも記事を飛ばせるので安心。一時期Readabilityを使用してたんだけど、Readabilityが発売されてからInstapaperが急速に進化したのでInstapaperに戻した。製品が進化する上で競合って大事だよねぇ。


もう一つ利用しているアプリがRSSリーダーである「Mr.Reader」。iPad版しか無いんだけど、強力なキャッシュ機能と細かな柔軟性があって重宝している。Google Reader連携してあって、主に技術系のブログや友人のブログを読むのに使ってる。週末にまとめて一週間分の記事を読むことが多い。もちろん長い記事はInstapaperに送信。


ちなみにTwitterクライアントはiPhoneiPad共に「Tweetbot」を使ってます。


英語学習
英語学習にiPadを使うといっても、別に英語学習専用のソフトを入れるわけじゃない。主には

  • 英語で書かれたニュース、ブログを読む
  • 英語で書かれた本、雑誌を読む
  • 英語学習用の本を自炊して読む

のに利用。ニュースやブログの読み方は前述したとおり。本の読むのはAppleiBookではなく、iPad版のKindleを利用。Kindleだと端末を選ばず読める(PCでもMacでもiPhoneでもiPadでもKindle端末でも)という利点がある。英辞郎と連携設定してあるので、単語をタッチすれば英単語の意味がさっと分かるのがGood。


雑誌に関しては標準のNewsstandを利用。現在はBoomberg Businessweek、Wired、Fast Companyを購読中。どれもこれも年間購読料がむちゃくちゃ安いのでオススメ。将来的に、Newsstandだけじゃなくて「Zinio」も使って雑誌を読もうかと計画中。


英語学習用の本の自炊には裁断機とScansnapを利用してPDF化。「Good Reader」に登録して読んでいる。ただ、個人的にはこのGood Readerの使い勝手がいまいち。ラインマーカーが引ける、複数の本をタブで開ける等の利点があるから使ってるんだけど、もっとよいPDFリーダがあったらそっちに乗り換えたい。


英語学習の自炊のいい点は、どんなにぶ厚くて重い本でも楽に持ち運べるということ。本で運んでいた際は、どの本を持ち運ぼうか良く悩んだし、「あ、そういえばあの本に書いてあったなー」って表現等を調べようにもその本を携帯していなくて困ることが良くあった。それが今はその時の気分によって好きな本で勉強できるし、本を持ち出し忘れて後悔するってこともない。


ちなみにiPadはリスニングには使ってない。音楽系を入れると容量を食ってしまうということと、iPadでは気楽に音楽だけ流せないってのが主な理由。Podcastを含めたリスニングはiPhoneで全て行なっている。


読書
読書といっても、前述した英語の本、雑誌以外の読書はほとんど行ってない。つまり、日本語の本をiPadで読むということはほとんど無いということ。理由は簡単で、販売されている本の量が圧倒的に少ないということと、何よりも本の価格が高いということ。日本語の本の電子化が普及することを願ってます。


ただ、自炊した漫画は読む。読む際に使うアプリは「iBunko HD」。このアプリに特に不満はなく、よく出来たビューアだと思います。


iPadアプリの探し方
もちろんGoogle先生に聞くってのもひとつの手だけど、自分は定期的にApp Annieをチェックしてる。このサイトでは世界中の国のアプリのランキングが掲載されれるので、USやAustraliaで流行ってるアプリをチェックして導入したりしてる。


その他
他にはジムに行くときの動画閲覧端末として使ってる。海外映画やドラマを英語字幕で入れておくと、体を鍛えながら英語力も鍛えられるのでGood。


以上。もし何か面白いiPadの活用法を知ってたらぜひ教えて下さい。

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Vivid Sydney 2012

Sydneyにはこの時期に毎年2週間ほど「Vivid Sydney」と呼ばれるイベントがある。簡単に言うとSydneyの市街地を綺麗にライトアップしましょう!ってイベント。冬になると途端に寂しくなるSydneyでは、こういうちょっとしたイベントが結構嬉しかったりする。


ことしもVivid Sydneyの季節が来たのでもちろん参加。去年よりもより市街地にライトアップが集中していているので、あまり遠くまで歩かなくてもひと通りメインのライトアップが見れるのが嬉しい。全体的に良くまとまった展示が多いんだけど、もっとも重要であるSydney Opera Houseのライトアップに関しては去年の方が良かった。今年は芸術的ではあるんだけど、ライトアップの移り変わりのインターバルが長いので、寒空の下長いことOpera Houseに集中していないと全部のライトアップを見るのがキツイ。しかも派手さが無いので一般人に受けが悪いんじゃないかなぁ…と思う。


でもこういうイベントがフリーで開催されるってのは嬉しいこと。来年も頑張って欲しいもんです(多分参加できないだろうけど)。

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ちなみにこのイベント自体とは関係ないんだろうけど、シーシェパードの船が停泊してた。間近で見ると結構ちゃちい感じ…。
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Darwin旅行4日目(最終日)

早くもこの旅行最終日。この日の15:30の便でSydneyに戻る予定。当初はDarwin市街の近場でまったり過ごす計画だったんだけど、やっぱりRich Field National Parkには寄っておくべきだろってことで、早起きして向かうことにした。


Rich Field National Parkまでは片道およそ2時間のドライブ。

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Rich Field National Parkに入るとすぐに道路に動物発見!これは…牛?いや、バッファロー
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Darwinではワニが凶暴で有名だけど、バッファローも負けず劣らず凶暴で有名らしい。


この公園では滝が有名。滝の前にまずはMagnetic Termite Moundsにある超巨大な蟻塚前で記念撮影。多分5メートルくらいある。この蟻塚、50歳だって。俺が生まれる前からアリ達がせっせとこんなにも巨大な蟻塚を作り上げたと思うと感動しちゃいます。
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この場所には他にも大中小様々な蟻塚が見渡せるポイントも。実際に蟻がまだ住み着いてるかどうか不明だけど、なんだか墓地のようだ…。
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再び車を走らせて第一の滝であるBuley Rockholeに到着。水が超澄んでる。泳げるらしいんだけど時間もないので見るだけとした。
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次はBuley RockholeのそばにあるFlorence Fallsへ。上から見ても打迫力だけど、滝ツボまで階段で降りることができて、そこから見る景色がまたこれスゴイ。映画か何かで使われそう。ここでも泳げる。
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次に向かった滝はTolmer Falls。ここはかなりの高さのLook outから滝を見下ろすことが出来る。
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最後にWangi Fallsへ。この滝が一番デカイ。滝壺も巨大。ここも乾季時には泳げるらしいが、まだ乾季に入りたてでワニがいる可能性があるらしく、今日はクローズされてた。ワニはいませんって言われてたとしても、ワニがいるかも知れない場所で泳ぐ勇気ないけどね…。
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このRich Field National ParkもDarwin観光の名所なわけだけど、この日は平日ってこともあってか観光客が少なかった。行く先々で同じ人と顔を合わせるので、会話する機会が多くて面白い。この時期の観光客は、すでにリタイアしている品のよさそうなおじいちゃんおばあちゃん達か、バックパッカーの若者達かに二分される(僕らはそのどちらでもないんだけど)。国内のVictria州から来ているという人もいれば、フランスから来てアデレードから車で来たという強者達も。みんな陽気でいい人達ばかりだった。こういう時、英語が多少なりとも話せるようになってよかったなぁと実感する。3年前の自分だったら、相方の影に隠れて「今なんて言ってたの?」とコソコソ確認するだけだっただろう。


3つの滝を見終わって時刻は12:30。フライト時間に間に合わなくなるので、空港に向けてドライブ再開。余裕で着けるだろう…と見積もってたんだけど、かなりギリギリの到着となってしまった。旅行は余裕を持って計画しないとダメだね。でもRich Field National Parkを存分に楽しめたので良しとする。
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ということで今回の旅行のまとめ。

  • 野生のワニが見れて満足。Jumping Crocodile Cruiseには是非参加を。
  • ドライブ中には下記の動物に遭遇。ドライブ中だったので写真が撮れなかったのが残念。
  • Kakadu National Parkのみどころが意外に少ない。Yellow Water Cruiseは参加必須。ちょっと高いけどそれだけの価値はある。アボリジニーの有名な壁画も見逃せない。時間に余裕があって、泥沼にはまっても自力で脱出出来る心意気のある人は4WDを借りると行動の幅が広がって面白いと思う。資金に余裕がある人は、飛行機に乗ってKakaduを一望するツアーも評判がいいらしいので是非ともご検討を。
  • Kakaduの南側ドライブはあまりオススメしません。ただ、Pine Creekよりも更に南に下ったKathrrine Canionに行くのはありかも。僕らは時間の関係、及びAyers Rockに行った際にKings Canionに行ったことがあるので今回はスルーした。
  • Rich Field National Parkも良かった。Darwinから一日かけて往復するくらいの余裕があった方が良いと思う。
  • 強力な虫よけを忘れずに。蚊がスゴイ。
  • 道は単調なのでカーナビはいりません。


以上。4日間の慌ただしい行程だったけど、日本では到底見ることのできない野生のいきものや自然を見ることができて良かった。自然はホントに素晴らしい。

Darwin旅行3日目

今日は朝6時くらいに起きて、Yellow Waterに向けて出発。朝9時発のYellow Water Cruiseに参加するのだ。JabiruからYellow WaterまではJabiruから車でおよそ45分の距離。

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このクルーズも一日に数回開催されてるらしく、朝日とともに出発する早朝のツアーが最も人気らしい(現にツアーから帰ってきた客と出くわしたけど、クルーズ船がほぼ満席だった)。僕らの回は2番目で、参加人数は合計10名程度。かなり空いてる。お陰で写真を撮りやすくてよかった。お値段はちょっと高めのAU$88。


Yellow Waterまでは小型のバンで移動するんだけど、雨季が終わった直後のため、道路はかなり浸水してる。ワニが出るからあまり勝手に動かないようにと警告された。怖っ。
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クルーズ船に乗り込んでYellow Waterを下る。とても静かで日も高くなく、爽やかで心地良い。一面に広がる美しい光景。クルーズ船の係の人の話を聞きながら、ワニを見つけたり野鳥を観察したりの約2時間のツアー。参加する前はそれほど期待してなかったんだけど、実際参加しているとかなりの感動。自然の美しさとそこに共存する動物たちの優しくもたくましい姿を見ていると、僕らの小さな悩みなど気にならなくなる。自然は素晴らしい…と素直に感動できた。
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唯一の失敗は虫よけ。すごく蚊が多い。対策として長袖のシャツを着てたんだけど、寄って来る蚊の数が尋常じゃない。同じツアーに参加していたお客さんが親切にも虫よけを貸してくれたから助かったけど、Darwinを巡るのに虫よけは必須だね…。


今日中にDarwin市内に戻る予定なんだけど、問題は北ルートを選ぶか南ルートを選ぶか。北ルートは昨日通った道を戻るだけなのでなんとなく面白みがないが、南ルートは結構距離がある。散々悩んだ挙句、せっかくなので南ルートを通ることに。

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実際南ルートを通ってみてわかったことは、単調さが北ルート以上だってこと。同じような景色が延々と続く。途中でLook outに寄ってもみたんだけどあまり大したことがない。4WDの車でないと通れない場所や雨季の水がまだ引いていなくて封鎖されている道が結構あるため、寄れるところもほとんどない。ところどころに巨大な蟻塚があったので、ちょくちょく車を止めて記念撮影したくらい。平日かつ観光シーズンではないためか、車を見かけることはほどんどなく、ドライブそのものは快適。
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Kakadu National Parkを抜けてしばらくしたところにある町Pine Creekに立ち寄って給油と食事。想像以上にショボイ田舎町でびっくり。ガソリンスタンドでハンバーガーとサンドイッチを注文。これがなかなか旨くて良かった。
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この時点で時刻は午後3時。Darwinの町まではまだまだ距離があるので、淡々と車を走らせる。このあたりの速度制限は時速130キロ。片側一車線で中央分離帯もないので、対向車とすれ違う時はちょっと緊張する。


途中にRich Field National Parkという有名な国立公園があるのでここにも寄りたかったんだけど、どう考えても時間の都合上ムリがありそうだったので今日は諦めて明日の日程に組込むことに。代わりにBerry Springsってところに立ち寄ったものの、特に見るべきものはなかった。


Darwinの町には日が暮れるちょっと前に到着。ホテルにチェックインして町中にて食事。今日のレストランはMonsoon Cafe。味もGoodで料金もリーズナブル。雰囲気は完全にバー…というか、そもそもレストランというよりバー。注文をとってくれたお姉さんが親切かつグウィネス・パルトロウにちょっと似てて幸せだった。
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翌日も早朝起床のため、この日もホテルに戻ってソッコーで就寝。Australiaを旅行するといつも早寝早起きになるんだよね。

Darwin旅行2日目

朝8時頃にホテルを出発。Darwinの市街地を出てすぐの場所にあるマックで朝飯を済ませ、一路Kakdu National Parkを目指す。

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およそ車で1時間ほど移動した場所に、野生のCrocodile の餌付けクルーズで有名な「Adelaide River Queen Cruises」があるのでそこに寄ることに。毎日9時、11時と午後にも数回クルーズが出てるんだけど、僕らは11時の回を選んだ(9時はツアー客で一番混む回らしかったので、そこを避けたわけ)。ちなみに、このクルーズのパンフレットの地図には「橋の手前を右に曲がって!左じゃないよ!」と書いてあり、最初はなんのことかよくわからなかったんだけど、どうやら左にも別のクルーズ会社があるらしくて、そちらと間違えないようにということらしい。入り口の胡散臭いワニ像が目印。


11時のクルーズが始まる20分くらい前に現地到着。クルーズは一人AU$40。今回の参加人数は20人から30人程度。クルーズ船の大きさからするとかなり余裕がある。このクルーズではAdelaide Riverと呼ばれる川を下りながらCrocodileに餌を与えて、その餌を得ようと水面にジャンプするCrocodileを見ることが出来る。これらのCroccodileはあくまでも「野生」で、飼われているワニじゃないってところがポイント。餌をあげている時点で飼っているのとあまり変わらないような気がしないでもないけど、まぁよしとしよう。


船が出発してまもなくすると、早速遠くからCrocodileが近づいてくる。
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クルーのおばちゃんが棒の先にぶら下げてある肉をCrocodileの目の前に肉を垂らすと、それをめがけてCrocodileがジャンプ!
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その体の大きさからは考えられないくらい勢い良くジャンプする。もうほとんど体全体が水面に出ちゃってます。
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基本的に1匹づつ近づいてくるのでCroccodile同士で争う場面は少ない(なんどかあったけど)。口を勢い良く閉じるので、その瞬間に「パコーン!」という音が響いて大迫力。


ジャンプするワニたちも当然迫力あるんだけど、川際にやってきた超大物の迫力もスゴイ。いままで見てきたカワイイAustraliaの動物たちと偉い違いのイカツイ表情。凶暴さが顔ににじみ出てる。写真からだと大きさがよく伝わらないかもしれないけど、5メートルから7メートルくらいあると思う。
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下の写真では2匹のワニが並行して泳いでるけど、後ろのワニが前のワニを自分の縄張りから追い出すために追いかけてるらしい。おばちゃんの解説いわく、後ろのが70歳で前のが50歳(どうやって年齢を調べたのかは全くの不明)。前のがかなりビビってるらしい。
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クルーのおばちゃんとクルーズ船を運転するおじちゃんの軽快なトークを聞きながら楽しい1時間ほどのクルーズ。この2人、やってくるワニに名前をつけていて、どのワニがどれかってのを把握しているのには驚き。素人目にみても判断つきません。ワニにはJB(Jastin Beber)とかマイケル・ジャクソンとかふざけた名前をつけてます。


最後はイーグルたちにも餌をやったり。
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払った値段以上に迫力があって楽しいクルーズだった。これは大満足。Darwinに来た人はかならず参加すべし。


さて、クルーズ後にKakadu National Parkを目指してドライブ再開。Kakado National Parkには午後1時過ぎに到着。このKakadu National Park、大きさは日本の四国くらいあるらしい。日本の国立公園とは比が違う。
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園内に入った後は途中で写真撮影のためにちょくちょくと車を止めながら、今日の宿泊地のあるJabidu目指してひたすら突き進む…というか、正直なところ、かなり殺風景で変化のない道程なので、途中で止まろうって気はそれほどおきません。
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川の近くにはワニ注意の看板。怖すぎるぜ…。
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今日の宿泊地のJabiruには午後3時ちょい前に到着。ホテルにチェックインを済ませてまだ時間があるので、Australiaの先住人であるアボリジニーの壁画で有名なNaurlangleって場所に向けて移動。途中のVisitor CenterにてKakadu National Parkの入園パスポート(一人AU$25)を購入。結局、このパスポートを見せる機会はなかったんだけど、この素晴らしい国立公園を維持するためにちゃんとお金を払いましょう。
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その壁画の場所に向かう途中、色んな場所でBush Fireを目撃。自然発火するのかわざと誰かが点火してるのかは不明。ゆっくり燃えてる場所がほとんどだけど、中には結構な勢いで燃えてる場所も。
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壁画の場所には午後4時頃到着。ちゃんと舗装されていて、アボリジニーの壁画には難なく歩いてたどり着ける。こういう絵ってちゃんとした人が書いてたんだろうか、それとも子供が遊びで書いてたんだろうか…。全くの不明。他の地域で見る壁画よりもかなりはっきりと綺麗に残ってる。絵柄も複雑。各壁画に関する解説も書いてあるんだけど、「コイツは女性を殴った後に食べる恐ろしいヤツ」とか書かれてて結構怖いです。
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壁画鑑賞後に、帰り道の途中にあるLook outへ。誰もいなかったんだけど、森林が一望できてかなり良い景色。
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その後は宿に戻ってメシ食って終了…のはずが、寝る直前にバスルームに白い(たぶん)ヤモリを発見。
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目がクリクリしててカワイイんだけど、寝てる間にベットに来たらやだな…ということで、相方と2人でヤモリを誘い出し、苦労してクローゼットと壁の隙間に閉じ込めることに成功。ところが、風呂に入って寝る直前にベランダを見てみたら、いつのまにか同じものと思われるヤモリがベランダの証明近くに佇んでた。どうやって外に出たんだ…?と気になりつつも就寝。翌日起きたら、そのヤモリを今度はバスルームで発見。どうやら彼にとっては部屋の中と外を自由に出入り出来るようです…。

Darwin旅行1日目

今日から4日間、AustraliaのDarwinを旅行することに(月・火は祝日でもなんでもなく、単純に有給取った)。DarwinはAustraliaの北西に位置する都市で、地区で言うとNorthan Territoryに属する。


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この時期にどこかAustralia国内の旅行に行きたかったわけなんだけど、案としてはPerthDarwin、それにCairnsがあった。Cairnsは日本から直行便が出ているので、最悪日本に帰ってからでも行きやすいというのと、自分は数年前に姉の結婚式で訪れたことがあるので今回は却下。Perthもとても綺麗で有名な都市なので一度は訪れて見たかったんだけど、SydneyやMelborneなどの大都市と比較してそこまで大きな違いはないんじゃないか?ということで、今回は全く違う雰囲気を味わえるであろうDarwinに決定した。


Darwin旅行の目的は主に2つ。

  1. 野生のCrocodile(ワニ)を見る
  2. Kakado National Park(世界遺産)を訪れる


今までAustraliaで有名な動物である野生のKoala・Kangaloo・Wombat等を見てきたので、ぜひここは一つ野生のCrocodileも見ておきたい!と思ったわけ。動物園でも見れるんだけど、動物園にいるCrocodileは全くといっていいほど動かないので…。


Darwinに旅行することが決まり、いざDarwinの情報を調べ始めたんだけどこれが案外難しい。地球の歩き方の扱いはひどくて数ページ分しか載ってないし、Webを検索しても怪しい情報や中途半端なブログばかり。今回はあまり激しい日程を組みたくなかったので、現地でレンタカーをすることにして、数少ない情報を元に比較的ゆるやかに旅の計画を立ててみた。


まずはSydneyからDarwinへ飛行機で移動。約4時間半のフライト。Sydneyとの時差が30分ある(Darwinの方が遅い)。Qantas利用。長距離移動のためか、国内線なのに食事が出た。現地に到着したのは午後の2時半。


空港についてレンタカーをして外に出てまず感じたのは「暑い」ということ。車に乗って気温を見てみたら37度ある。Darwinは今は乾季に入ったばかり(5月から11月が乾季で、12月から4月が雨季らしい)なので、天気は最高に晴れてるんだけどどことなく湿度が高い。Sydneyの夏に感じる気候とはまた違う感じ。


到着日は特にどこかに遠出する予定はなかったので、Darwin市街地に移動してホテルにチェックイン。その後、街をうろついてみるんだけど、あまりに何もない…。
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土曜日だからなのか不景気だからなのかわからんけど、店も殆どが閉まっていて活気が無い。正直「田舎の街」って感じ…。白人が多くてアボリジニーもよく見かける。ほとんどアジア人やインド・バングラディッシュ系の人は見かけない。いろんな人種が混在しているSydneyとはえらい違い。そのせいか、やたらと街ゆく人に見られてる気がしたけど…気のせいかも。


かなり日が傾いてきたので、今度は車に乗って夕日を見ることにした。木曜・日曜の夜にSunset Marketなるマーケットが開かれている海岸へ移動(この日は土曜なので残念ながらマーケットは開かれておらず)。マーケットの名前に「Sunset」ってついてるくらいだから、きっと夕日が綺麗に見れるだろう…という安直な考え。

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かなり幅のある穏やかな海岸で、人もまばら。犬の散歩する人やシートの上でのんびりする人など様々。ちょっと風も吹いていて、とても心地よい雰囲気の中、超絶に綺麗な夕日を見ることが出来た。Australiaに来てから今まで見た中で一番綺麗な夕日かも…。
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日も沈んだので町中に戻り夕飯どころを探す。日中に訪れた時と様変わりしていて、いかにも「熱帯地域にある夜の街」って感じでいい雰囲気に盛り上がってる。待ちゆく人の数も多いしバーやレストランも活気がある。Darwinの町は日中じゃなくて夜を楽しまなきゃダメだな!と思った。
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色々と悩んだ結果、中華系のレストラン「Noodle Bar」に決定。値段は高いけど味はGood。


この日はこれで終わり。明日はKakado National Parkを目指す!