Darwin旅行2日目

朝8時頃にホテルを出発。Darwinの市街地を出てすぐの場所にあるマックで朝飯を済ませ、一路Kakdu National Parkを目指す。

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およそ車で1時間ほど移動した場所に、野生のCrocodile の餌付けクルーズで有名な「Adelaide River Queen Cruises」があるのでそこに寄ることに。毎日9時、11時と午後にも数回クルーズが出てるんだけど、僕らは11時の回を選んだ(9時はツアー客で一番混む回らしかったので、そこを避けたわけ)。ちなみに、このクルーズのパンフレットの地図には「橋の手前を右に曲がって!左じゃないよ!」と書いてあり、最初はなんのことかよくわからなかったんだけど、どうやら左にも別のクルーズ会社があるらしくて、そちらと間違えないようにということらしい。入り口の胡散臭いワニ像が目印。


11時のクルーズが始まる20分くらい前に現地到着。クルーズは一人AU$40。今回の参加人数は20人から30人程度。クルーズ船の大きさからするとかなり余裕がある。このクルーズではAdelaide Riverと呼ばれる川を下りながらCrocodileに餌を与えて、その餌を得ようと水面にジャンプするCrocodileを見ることが出来る。これらのCroccodileはあくまでも「野生」で、飼われているワニじゃないってところがポイント。餌をあげている時点で飼っているのとあまり変わらないような気がしないでもないけど、まぁよしとしよう。


船が出発してまもなくすると、早速遠くからCrocodileが近づいてくる。
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クルーのおばちゃんが棒の先にぶら下げてある肉をCrocodileの目の前に肉を垂らすと、それをめがけてCrocodileがジャンプ!
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その体の大きさからは考えられないくらい勢い良くジャンプする。もうほとんど体全体が水面に出ちゃってます。
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基本的に1匹づつ近づいてくるのでCroccodile同士で争う場面は少ない(なんどかあったけど)。口を勢い良く閉じるので、その瞬間に「パコーン!」という音が響いて大迫力。


ジャンプするワニたちも当然迫力あるんだけど、川際にやってきた超大物の迫力もスゴイ。いままで見てきたカワイイAustraliaの動物たちと偉い違いのイカツイ表情。凶暴さが顔ににじみ出てる。写真からだと大きさがよく伝わらないかもしれないけど、5メートルから7メートルくらいあると思う。
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下の写真では2匹のワニが並行して泳いでるけど、後ろのワニが前のワニを自分の縄張りから追い出すために追いかけてるらしい。おばちゃんの解説いわく、後ろのが70歳で前のが50歳(どうやって年齢を調べたのかは全くの不明)。前のがかなりビビってるらしい。
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クルーのおばちゃんとクルーズ船を運転するおじちゃんの軽快なトークを聞きながら楽しい1時間ほどのクルーズ。この2人、やってくるワニに名前をつけていて、どのワニがどれかってのを把握しているのには驚き。素人目にみても判断つきません。ワニにはJB(Jastin Beber)とかマイケル・ジャクソンとかふざけた名前をつけてます。


最後はイーグルたちにも餌をやったり。
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払った値段以上に迫力があって楽しいクルーズだった。これは大満足。Darwinに来た人はかならず参加すべし。


さて、クルーズ後にKakadu National Parkを目指してドライブ再開。Kakado National Parkには午後1時過ぎに到着。このKakadu National Park、大きさは日本の四国くらいあるらしい。日本の国立公園とは比が違う。
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園内に入った後は途中で写真撮影のためにちょくちょくと車を止めながら、今日の宿泊地のあるJabidu目指してひたすら突き進む…というか、正直なところ、かなり殺風景で変化のない道程なので、途中で止まろうって気はそれほどおきません。
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川の近くにはワニ注意の看板。怖すぎるぜ…。
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今日の宿泊地のJabiruには午後3時ちょい前に到着。ホテルにチェックインを済ませてまだ時間があるので、Australiaの先住人であるアボリジニーの壁画で有名なNaurlangleって場所に向けて移動。途中のVisitor CenterにてKakadu National Parkの入園パスポート(一人AU$25)を購入。結局、このパスポートを見せる機会はなかったんだけど、この素晴らしい国立公園を維持するためにちゃんとお金を払いましょう。
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その壁画の場所に向かう途中、色んな場所でBush Fireを目撃。自然発火するのかわざと誰かが点火してるのかは不明。ゆっくり燃えてる場所がほとんどだけど、中には結構な勢いで燃えてる場所も。
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壁画の場所には午後4時頃到着。ちゃんと舗装されていて、アボリジニーの壁画には難なく歩いてたどり着ける。こういう絵ってちゃんとした人が書いてたんだろうか、それとも子供が遊びで書いてたんだろうか…。全くの不明。他の地域で見る壁画よりもかなりはっきりと綺麗に残ってる。絵柄も複雑。各壁画に関する解説も書いてあるんだけど、「コイツは女性を殴った後に食べる恐ろしいヤツ」とか書かれてて結構怖いです。
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壁画鑑賞後に、帰り道の途中にあるLook outへ。誰もいなかったんだけど、森林が一望できてかなり良い景色。
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その後は宿に戻ってメシ食って終了…のはずが、寝る直前にバスルームに白い(たぶん)ヤモリを発見。
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目がクリクリしててカワイイんだけど、寝てる間にベットに来たらやだな…ということで、相方と2人でヤモリを誘い出し、苦労してクローゼットと壁の隙間に閉じ込めることに成功。ところが、風呂に入って寝る直前にベランダを見てみたら、いつのまにか同じものと思われるヤモリがベランダの証明近くに佇んでた。どうやって外に出たんだ…?と気になりつつも就寝。翌日起きたら、そのヤモリを今度はバスルームで発見。どうやら彼にとっては部屋の中と外を自由に出入り出来るようです…。