iPad mini Retina Display Model

iPad mini Retina Display
今まで iPad 3rdを使用してきた私。Retinaディスプレイには大満足で家で使用する際や休日にちょこっと外出する際、または小旅行に出かける際には多いに役に立っていた。

ところが、これを毎日持ち運べるかとなるとこれが結構難しい。普段持ち運んでいるものの量を考えるとなると重さはどうにかなるんだけど、問題は大きさ。微妙に大きい。自分が毎日持ち出したとして、もっとも利用する可能性が大きい場所は電車の中なんだけど、どうしても電車の中での利用を考えると大きすぎる。片手でつり革を持って、もう片方の手でiPadを持つというのは不可能に近い。オーストラリアにいた頃は電車は全然混んでないし、そもそも電車内にせよ喫茶店にせよ一席あたりのスペースが広いので普通のiPadでも問題なかったし、iPad miniが発表された時もどこに需要があるんだか正直よくわからなかった。しかし日本に帰ってきて理由がわかった。そういうことかと。


そんなわけで普段持ち運ぶ用に小型のTabletが欲しくなり、一世代目のNexus 7に手を出したもののどうもしっくりこない。自分がiPhone & iPadユーザなのでAndroidのユーザインターフェースに慣れてなかったってのもあるし、アプリ一つをとってもiPadとは完成度が違ってなんだか気にくわない。しかも家の中もApple製品で満たされているので、Appleのエコシステム上に乗っていないデバイスはなんとも使いにくいのだ(完全にベンダーロックインされちゃってるわけだけど)。そんなこんなでNexus 7はほとんど活躍していない状態だった。


で、iPad miniRetinaでないのは個人的には話にならなかったので、随分前からRetina化を待ち望んでた。予約開始後すぐにApple Storeにて予約するも発送は2週間先。早朝6時にスタートした店舗ピックアップ予約も、開始1分もしないうちに売り切れで手が出せず。待つしかないかと思ってたら、近所のヤマダ電機にフツーに売ってて、あっさりと発売日の次の日には入手ができた。中途半端な田舎万歳。


それから約一ヶ月間使用しているわけだけど、これはもう大満足。使用頻度が旧iPadとは比較にならないくらいに増えた(旧iPadは使わなくなったので家族に委譲)。大きさと軽さが違うだけでここまで使用の幅が広がるのかと。片手で鷲掴みできるので、立ったままでも安定して使用可能。


じゃあ実際のところ何に使ってるのかというと、下記の通りとなる。

  • 日経新聞を読む。日経新聞電子版に月々4000円も払ってなるものかと思ってたんだけど、いざ読み始めるとやっぱり面白い。一日130円程度であれば自分への投資としては悪くないかと。Retina Displayのおかげで小さい文字もちゃんと読める
  • 海外ニュースを読む。自分の場合は主にFlipboardとPulseを使ってる。とくにFlipboardは最高。
  • 本を読む。自炊した本はiBunko HDで、電子書籍Kindleで。今まではKindleは洋書しか読まなかったんだけど、最近になって日本語の本も読むようにしたらこれまた快適。日本語最高。
  • 動画を見る。主にはiTunesで購入した動画と自宅のBluray Playerから転送したテレビ録画。
  • Webを閲覧する。やっぱり広い画面はイイ。iPhoneとは一度に得られる情報量が違う。
  • 写真を見る。写真が趣味の自分としては自分のお気に入りの写真を高画質で見れるのは非常にウレシイ。
  • その他なんでも見る。自分はEvernoteに色々と情報を溜め込んでいるので、その情報をいつでも大きな画面で引き出せるのは非常に便利。


と、こんなところ。上記の通りほとんどは情報のインプットとしてつかっている。アプトプットはやはり物理キーボードがないと個人的には厳しい。旧iPadよりも縦持ちした際のキーボードの打ちやすさは断然いいんだけど、長文を入力する気にはならない。ので、外付けのキーボードを買って長文入力時はそれを使うようにチャンレンジ中(このブログを今まさに書いてみてる)。


これから先、まだまだ新しい使い方が発見できそうだけど、現状でもとにかく満足。おすすめです。