Community College

こちらに来てから2ヶ月後くらいから、日本でも有名な某英会話学校に週1,2回通う日々が暫く続き、8月にそれが終了してからは継続をせずに現在に至っていた。自分の英語力を考えたら出来る限り英語学習の機会を作ったほうが良いので、英会話学校でもなんでも利用できるものは利用したほうがいいんだろうけど、何しろ高いんすよ。日本でも高いでしょ?別に会社から補助が出るわけじゃないので、この出費は結構痛手。その出費に見合った成果が出てるのかどうかが確信できなかったのと、しばらく間をおいて独学を続けながら、冷静に自分の英語力と英会話学校の必要性を考えようと思ったわけ。
で、結論から言うと、俺が今ほしいのは英語に接する機会(SpeakingもReadingもListeningも)が可能な限り欲しいってこと。別に文法上の問題とか単語とかはわざわざ英会話学校で教えてもらわなくても自分ひとりでどうにかなる。自分ひとりでどうにもならない部分の英語時間を可能な限り増やしたいなぁと。もちろん出来れば安価に…。
そんなときにCommunity Collegeなるものがあることに気がついた。多分日本で言う生涯学習に近いようなもので、高校やら公共の施設の利用時間外(平日夜とか休日とか)を利用して何かしら学んでみませんか?的なやつだ。フラワーアレンジメントとかカメラの撮り方とか、学習内容は多々あるんだけど、その中に第二言語として英語を学ぶ人向けの講座もあるのだ。英会話学校と比べると値段がかなり安くて、大体5分の1くらい。これを活用しない手はないなぁと。
そんなわけで今日からそのCommunity Collegeに通うことに。週1回2時間、計8回の講座なんだけど、2種類(Pronunciation(発音)とConversation(会話))の講座を受講したので、結果的に週2回ってことになる。今日はPronunciationのクラスで、夜間に高校の教室を借りて行われる。海外の高校に入ること自体が初体験なんだけど、外国のドラマで出てくるイメージそのまんま。なぜか教室に設置してあるTVがNEC製だった…。
今回の受講生はたったの5人。日本人は自分だけ。男も自分だけ。ドイツ、フランス、香港…みんな色んな場所から来ている。早速発音の勉強が始まったわけだけど、日本人だと「R」と「L」が発音しづらい…とか有名だけど、他の国の人も同じような問題を抱えていることがわかって結構面白かった。例えば「h」とか「th」とか「z」とか。そりゃ日本人だって「th」とか難しいけど、彼女らにしてみると日本人が感じる以上に大変そうでどう発音したらいいかわからない様子。
そんな各国のなまりが入ったメンバで会話するもんだから、正直結構聞き取りづらいことが多々あった。ま、それはもちろん自分もそう思われてるんだろうけど。オーストラリアは特に色んな国から人が集まっていて発音も人それぞれだから、こういう環境で勉強するのはきっとためになるだろう。
ただ問題が1つ。参加しているメンバは発音問題を除けば英ペラ(英語ペラペラ)なんですよ…。英文を考えてしゃべること自体になんら不自由を感じていない様子。そんなわけで、先生もあまり遠慮しないでばばばっとしゃべる。俺にとっては結構聞き取れないシーンも多いんだけど…。まぁそれもいい勉強になるか。生ぬるい環境にいてもしょうがないし、良く考えたら職場はこんな感じだしな。
そんなわけで、自宅での勉強もより多くしないとマズイと感じました。これから生徒が増える可能性があるとは思うけど、出来れば日本人が参加しないことを祈る。やっぱ日本語しゃべれる人がいると甘えちゃうからね。