面白い技術

最近は英語ばっかり勉強しようと思っちゃってるし、実際それしか勉強してないんだけど(まぁ第一目標なので間違ってはいないけど)、やっぱ技術系の勉強もしたいなーって考えたりしちゃうわけ。なんだかんだ言っても技術力ってのは自分にとってはキラーコンテンツなわけで、これを衰えさえるわけにはいかない!!ということで。
でもなぜだか最近、あまり興味をそそられるネタがないんだよね、個人的に…。これはただ単に、世の中一般的な話として面白いネタが存在していないのか、それとも自分が色んな経験を積んできて年をとってきた結果、いろんなことを面白いと思わなくなっちゃったのか…。どっちなんだろ?
昔はさ、それこそ大学の研究室に入りたての頃なんて、プログラミングに触れるのが初めて(本当は1年の時からプログラミング演習が始まっているわけだけど…)だったので、Javaを勉強して必至でプログラミングするのがただただ楽しくて。ブログを書いてHTMLを勉強したりもしてたなぁ。それもまた知らないことばかりで面白かった。
入社してから自分の知識の浅はかさに気がつき、Javaのもっと複雑な使い方(といってもCollectionとかそういうレベル)に興味を持つ。しばらくするともっとプログラミングの根幹的な、どうすれば「美しく」コーディングできるんだろう?という点に興味を持ちはじめて、「Javaの格言」とか読んで勉強したなぁ。
それからしばらくするとオブジェクト指向に凄く興味が出て、徹底的にオブジェクト指向を勉強して、デザインパターンUMLを学んび、「リファクタリング」が面白くてマーチンファウラーのファンになって。
それから先は、XMLとかJavascriptAjax)、Rubyとかの言語関係を学びつつ、オープンソースのプロダクト、所謂Jakarta系だのStrutsだのSpringだのCocoonだのTapestryだのを学んだり、サーバサイドのJavaServletJSPEJB)を基礎から勉強したり、WebサービスSOAPとか)をいじったり、DIとかAOPとかにも興味が出てフレームワークに組み込んでみたり。
それらと平行して開発プロセスに興味を持ち始めて、Agile、リーンソフトウェア開発、テスト自動化、ビルディング(Antとか)、TPSとかを勉強して。
そういう感じで、2、3年前くらいまではとどまることなく興味のある話題が出てきたんだけど、ここ最近になってなんかそういったモノ達と同じくらいそそられる話題があんまりないんだよな…。確かに新しい何かを目にすることはあっても、概要だけ調べて、「あぁ、そういう感じね。昔のアレみたいな感じね。」というレベルで興味がしぼんでしまう。昔なら実際に手を動かして試してみて楽しむことが出来たんだけど、なんか自分の頭の中で完結しちゃうっていうかさ…。「なんだかんだ言っても、それって結局○○だろ?」みたいな。
最近ある程度興味があるっていったらクラウドで、やっぱ世の中の流れ的には無視できないとは思いつつ、技術的に面白いことがあるわけでもないので、なんとなく興味が沸かないんだよなぁ。
もちろん最終的には「お客様のために」という目的があるので、それが達成できれば使っている技術にこだわる必要はないし、もういい年なんだし深く学ぶ必要もないじゃん?とかいう気持ちもわかる。技術に懲りすぎてプロダクトとして失敗している事例なんて腐るほど見てるし。でもそれとは別の感覚として単純に「この技術オモロイ」とかの好奇心が沸くってのは、開発者としては当然の感覚でしょ?医龍で「このチャンスに心臓を切ってみたいという気持ちと、何がなんでも患者に助かってほしい、という二つの気持ちがあります」って言ってたのと同じ感覚だ、きっと(わかりづらっ)。
…ま、アルコールが入っている時に書く仕事の話はやっぱり支離滅裂になっちゃうわけですが、要するに「何か面白いネタ知ってたら教えてくださいな」ってだけですわ。