2008年のふりかえり(仕事編)

2008年の仕事についてふりかえってみたいと思う…といっても、もちろん社外秘なことは書けないので、とても抽象的になっちゃうけど。ちなみに、プロジェクトに関してではなく、個人的な仕事に対する姿勢に関するふりかえりなのでお間違いなく。
まず感じるのは、全てが後手後手になってしまったなぁと。守りつつ攻めるのは難しいのを痛感。Joel on Softwareに書いてあったけど、Microsoftが勝ち続けている理由のひとつは、「マシンガンを打ちながら前進しているから」と書いてあった。相手側としては防御に手一杯で、防御が終わった頃には次の攻撃が始まっているという…。まぁおれらの状況とはちょっと違うけど、そういう雰囲気。守りに手を取られ過ぎたなぁと。
個人的には、今年はマネジメントよりも技術面にシフトした年だったと感じる。ここ数年はマネジメント(開発プロセス含む)に力を注いできて技術面の比重を下げていたんだけど、今年はちょっと揺り戻して技術面に多少シフトした感じ。それが原因で前述した「後手後手」につながっているのかもしれないけど…。
結果として、マネジメントに関しての前進はあまり感じられなかった…というか放置しすぎたのが大きな反省。1年前、2年前と感じていることとか言っていることが進歩していないんだよねぇ、正直。上位のマネジメントがきちんとしていなければ結果として良いプロジェクトは継続できないことも痛感。それとともに、良いマネジメントが出来ていたとしても、技術面を放って置いても良いモノは創作出来ないし、時代の流れについていけない弱い体質になってしまうのも学んだ。マネジメントと開発スキル、どちらも重要なのは最初からわかっていたことだけど、それを肌で感じる結果となったというか。
来年はマネジメントも技術もどちらもバランスを取りながら仕事を進めていきたいと思う。ちょうど節目でもあるし、ど過去をふりかえって未来を変えるにはいい時期だ。来年は個人的には、そこから先の仕事感を考える上でも勝負の年にしたいね。
以上、2008年の仕事に関するふりかえりでしたー。