オフィスまでの距離

シドニーに来てから2年半の間、オフィスは電車を使ってドアツードアで1時間くらいの場所にあった。それがようやく今日、プロジェクト自体が徒歩圏内のオフィスに移動となった。これは嬉しい面もあるが困った面もある。

嬉しい面はもちろん通勤にかかる時間が短縮されるので、自分の思い通りに使える時間が増えるってこと。それに通勤にかかる労力が減るので単純にめんどくささがない。しかも電車賃も払わなくて良くなる。

困った面は勉強時間(主に英語)が減るってこと。通勤の間は大体以下のように過ごしてきた。

行き

  1. まずは駅まではPodcastを聴きながら歩く(リスニング)。興味がある話題じゃないとツライので、NPR Topics:Technologyが好み。
  2. 駅に着いて電車を待っている間にiPhoneのPulseでニュースをチェック(リーディング)。駅は地下に有るんだけど、事前に自宅でニュース記事を更新しておいてキャッシュに溜め込んでおくことにより通信環境の悪さをカバー。見るニュースはこれまた主にTechnologyやBusiness系。
  3. 電車に乗ってからも引き続きニュースをチェックしつつ、通信状況を見てTwitterやらFacebookやらで主に友人達の最新情報を入手。
  4. 電車に乗って20分くらい経った後から英語の学習本を読む。その日の学習計画とか気分とかで読む本は変わる。単語強化本の時もあればライティングの場合もあるしビジネス英語の場合もある。いずれも日本で売っている学習本を自炊してiPadで読むって感じ。
  5. 途中で電車の乗り換えがあるんだけど、乗り換え前にPodcastを再びON。
  6. 残りはその日の気分によってPodcastをそのまま聞いていたり本を読んだりネットをしたり。

帰り

  1. まずはiPhoneのPluseによるニュース記事のリーディング、及びTwitterFacebookよる情報更新。
  2. 乗り換え後に英語の本を読む。Kindleで購入しておいた本をiPadで読むことが多い。気分によっては英語の雑誌(Wired、Fast Company等)を読む場合も。いずれもiPadで読む。
  3. 電車を降りてからは再びPodcast

この移動時間学習の良い所は、環境的に他にやることがないってところ。家で同じような学習計画を立てたとしても、家族もいればTVもあるしPCがあるのでインターネットしちゃったり漫画読んだりしちゃうわけ(意思が弱いので…)。電車ならこれらの妨害要因がないので勉強するしかないかーって気分に強制的になる。

さて、オフィスが徒歩圏内になってしまったので、上記の学習内容をどこに移動するかが大問題。上述した通り家で同じようなことは性格上できそうもない。今のところのアイデアとしては、行きに関しては早めに家を出て会社近くの喫茶店で朝お茶しながら勉強でカバーし、帰りに関してはノーアイデア。近いうちに生活パターンを確定させて強制勉強時間を確保したいところだけど…どうなることやら。