Agile > Water Fallという風潮

自分はAgileが好きだし、その考え方は実は非常に論理的で現実に即しているので、ちゃんと適用すればうまく行くと信じてる。だから今まで色んな場所で発表したり事例紹介してきたわけだし、事ある毎にアジャイル関連の情報を仕入れようとしてきたわけだし、その利点は一応理解しているつもり。
でも時々、いや結構な割合でウォーターフォールよりもアジャイルのほうが優れているって記事を見かける。個人的にはこれには反対で、どちらも良い所と悪いところがあって、自分のプロジェクトに合うようにカスタマイズして好きなように適用すればいいんじゃないかと思う。「アジャイルを適用するのかウォーターフォルを適用するのか」が目的じゃなくて、プロジェクトを成功させることが目的なわけで。
でも世の中にはアジャイルを宗教的に布教しようとしている人達がいて、かなり偏った意見を見かけることがあってなんとなく腹が立つ。そういう人達の記事はアジャイルウォーターフォールにあまり詳しくない人達をアジャイル側に誘導しているような感じに読める。アジャイルの方が簡単だって雰囲気を醸し出してる記事も多い。実際はアジャイルってかなり高度な技術や経験が必要だと思うんだけどな。
世の中にアジャイル被害者が増えないことを祈る。おっと、単純な愚痴になってしまった。誰に愚痴ってるのかよくわかんないけど…。