SSD換装の続き

前回、ネジの山が壊れててDVDドライブが外せずにニッチもサッチもいかなくなっていたSSD換装作業に今日はリベンジ。
壊れたネジを外すためにいくつか道具を購入した。なんとしてでもこのネジを外さないと、それはその他もろもろの投資(SSDやらMacbayやら)が無駄になることを意味するわけで。
まず最初に試したのがビスブレーカーと呼ばれる製品。

アネックス(ANEX) ビスブレーカードライバー +1x75 No.3960

アネックス(ANEX) ビスブレーカードライバー +1x75 No.3960

これは特殊なねじ回しで、ねじ回しの後ろの部分をハンマーなどで叩くことにより先端がネジに食い込んで新しい溝を作り、その結果ネジが回せるようになる…という製品。相手がMacbook pro、つまりは精密機械なので、派手に叩くのはちょっと怖いので小さなハンマーでコツコツと叩いてみた。が、全く回る気配がない。引っ掛かりの手応えがまるでなし。だんだん大胆になってきて最後の方は結構ガンガン叩いてたんだけど効果なし。
上記に合わせて以下の製品も併用してみた。
アネックス(ANEX) ネジすべり止め液 No.40

アネックス(ANEX) ネジすべり止め液 No.40

これはネジ山とネジ回しの間にちょっと添付することにより、摩擦係数を高めてネジを回しやすくするっていう製品。しかしこれも全く効果なし。ジャリジャリと音を立てるので多少は効いてるような気がしなくもない。
最終的に使ったのがこれ。
Y-SK11 精密用ヤスリ 丸 160mm

Y-SK11 精密用ヤスリ 丸 160mm

単なる細いヤスリなんすけど、要するにこれでねじ山にマイナスドライバが合わさるような形で溝を作って回そうっていう魂胆。これがやってみるとかなりキツイ。そもそも今回回そうとしているネジはかなり奥まった場所にあってヤスリをかけにくく、しかもかなり小さい。視界が悪いためにちゃんと削れてるかどうかもわからない。溝をちょっと作ってマイナスドライバーを当ててみて…って作業を繰り返すも状況が好転しているようには全く見えず、もう半ばあきらめかけてた。
ところが1時間か2時間ほど削ってマイナスドライバーを当ててみるとたしかに回っているという感触が!最初は信じられなかったけどゆっくりとドライバを回すとたしかにネジが緩んできている。そしてついにネジを外すことが出来たのだった。正直これ、すんげぇ嬉しかったっすわ。
肝心のSSD換装はあっさり。Macbayっていう製品を使ってDVDドライブを外してそこに元から内蔵されていたHDを埋め込み、結果としてDVDドライブなしでSSD+HDの最強構成の出来上がり。実際に起動してみるとメチャクチャ早い。何から何まで早くなったって感じ。やっぱCPUとかがボトルネックじゃなくてHDDなんだねぇ。SSDだけだとどうしても容量不足になる(写真とかiTunesとか膨大だから)ので、HDD内蔵も同時に内蔵しておきたかったのだった。もうこれ以上のパワーアップは当分必要ないだろう。
ちなみにMacMacbook pro early 2011 15inch、SSDIntel 320の160Gを選択。510は互換性の問題で動かない報告をチラホラ見かけたもので。さて、次はLionですな。
Intel SSD 320 Series(Postville-Refresh) 2.5inch MLC 9.5mm 160GB ResellerBOX SSDSA2CW160G3K5

Intel SSD 320 Series(Postville-Refresh) 2.5inch MLC 9.5mm 160GB ResellerBOX SSDSA2CW160G3K5