MacBook Proの入退院

3月にMacBook Proを購入して以来、フリーズや怪しい挙動に時々悩まされることはあれど、とくに大きな不満もなく過ごしてきた。が、先日たまたま何かの拍子にDisk Utilityを開いてみたら、なにやらエラーが表示されている。「HDDに復旧不能な障害が見つかりました。Appleサポートに連絡してHDDを取り替えてください」的な内容。別にHDDに関する実害が出ていたわけではないので、ホントかよ?と疑いたくもなったわけだけど、ある日突然すべてのデータにアクセスできなくなりました…ってことじゃ困る。これは念の為にということでSydneyにあるApple StoreGenius BarAppleのサポートセンター)に持っていくことにした。
Genius Barで調査してもらったところ、やっぱりHDD不良で取り替える必要があるとのこと。取り替えるHDD(HDDはカスタマイズしていないので、15inch MacBook pro early 2011標準搭載の500GのHDD)の在庫があれば1時間ほどで治る…とのことだったんだけど、あいにく在庫がないらしく、入荷待ちってことになった。それでも3日で治るという話を聞いて、サポート品質がいつも悪いオーストラリアにしては珍しいスピードだな!と少々感心して帰宅したわけです。
ところが、約束の3日後にApple Storeを訪れてみたら、まだHDDが届いていないという衝撃の事実が判明。結果的に6日間くらい待つことになってしまった。やっぱりこれがオーストラリアだなぁと。もし日本で同じ状況が起きたのであれば、とりあえずHDDの納期が遅れるとわかった時点で電話連絡があると思うんだけどねぇ。文化だからしょうがない…ということにしておこう。
で、最終的にHDD交換した後のMacBook Proを受け取り、自宅でデータ復旧をして無事に完治しました。そしたら驚いたことに、HDDの容量が修理前の500Gから750Gに増えてるじゃありませんか!MacBook Proは購入時のカスタマイズでHDDの容量を最大750Gに増やす事が出来るんだけど、まさか勝手にパワーアップして帰ってくるとは。500GのHDDの納期が遅いから750G入れちゃえ!ってなったんじゃないかと予想。オーストラリアのサービスの適当さがプラスに生きたという珍しい事例。最近500Gでは容量が微妙に不足気味で、自分でもっと容量の大きなHDDに換装しようかなぁと考えていた矢先の出来事だったので、かなりラッキー。これで暫くは換装無しで運用できそうだ。