Australian Reptile Park -Wombatに会いに行くの巻-

Wombat...。それはオーストラリア固有の動物の1種であり、Koalaと先祖が同じ、つまり木に登る生活を選んだのがKoala、地面を歩く生活を選んだのがWombatらしい。Koalaと同様にほとんど寝ていることが多く、短い足でノソノソと歩くその姿はとてもカワイイ。Australiaの動物の中でも一押しなわけだ。
ところが、Wombatに会いに動物園に行ってもほとんど寝てるんです。前述したとおり寝るのが大好きな動物なんで。ごくたまに起きている姿を見ることもあるんだけど、ホントに稀。一度でいいから可愛いWombatの起きている姿を十分に堪能したいと、長い間機会を伺ってたんです。
そして最近になって会社の上司からAustralian Reptile Parkに行けば起きてるWombatに触り放題だぞ…という情報を入手。Reptile=爬虫類って意味なので、基本は爬虫類動物園のはずなんだけど、どういうわけだかAustraliaの固有動物も多数飼われているのだそうだ。
そーいうわけで早速行ってまいりました。Sydneyの北、車で約1時間ほどの場所にある。

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飼われている動物はもちろん多数の爬虫類が中心。つまり、ワニ、カメ、ヘビ、トカゲ、カエル類(両生類もまぁ爬虫類と似たようなもんだ)。そしてなぜか蜘蛛や昆虫も一部。それらにプラスしてオーストラリア固有の哺乳類たち、つまりコアラ、ウォンバット、ワラビー、カンガルー、タスマニアンデビル等。


で、Wombatは確かにいました!やたらとカワイイのが。けどやっぱり基本は寝てる…。ずーっと見てるとたまーに起きて寝る場所を移動。そこへ他の観光客がやってきて、本来別の鳥か何かに上げるための購入したと思われる餌を寝ているWombatにふりかけた。そしたら見事に活動開始!いやー、やっぱ食う・寝るが行動の基本なんすねぇ。
Slepping Wambat
そしてWombatの生態を解説するちょっとしたショーが催されてた。なんとWombatを抱いて写真撮影も可!有料だけどまぁ仕方ないってことで。生後11ヶ月ということで、他のWombatよりも小さめでとてもカワイイ。何を考えているかイマイチわかりづらい行動をするところがまたカワイイわけだ。一匹飼ってみたいな…。

一応ワニのショーも見てみた。ワニは他の動物園でもみたことあったんだけど、やっぱり基本は動かない。生きているかどうかわからないほど動かない。ショーの際も係員が棒の先につけた餌(おそらく鳥かウサギ)をワニの目の前にぶら下げるも、興味があるかどうかもよく分からないくらい反応しない。もっとワイルドなワニの姿を見たかったなー…と隙を見せた瞬間、突然ガバっとその餌を丸呑み。その動きの素早さにビビった。あんなデカイ生き物があんなに素早く動くなんて…。まさに目にも止まらぬ速さ。ワニに食われそうになったら縦にした棒で口をつっかえるとか、そんな防御時間は全くねぇわ。そのあまりの速さのおかげで決定的な写真は撮れなかったんだけどね…。

動物園の広さ自体はそれほど大きくないものの、基本的なAustraliaの動物も見れるし、約1時間毎に色んなショーが見れるのでかなりオススメ。入場料も$26程度とそれほど高くない。次回誰かが遊びに来たときにはいつも言っているFeatherdaleの代わりにここに来てみるのもいいかも。