デスクトップPCの不調から出たMac化案
1週間ほど前からデスクトップPC(Vaio master type R RM52)が不調だ。経緯は下記の通り。
- ある日の夜、いつもどおりそのPCを使っていたところ、とつぜんフリーズ。フリーズすること自体がかなりめずらしい。まぁたまにはそんなこともあるか…と電源を強制的に切ってから再起動。
- デスクトップの電源はずっと切らないでスリープ運用してるんだけど、その再起動した夜にファンが凄い音でなっていることに気づく。ディスプレイの電源は切っていたので何が起こっていたかはわからないが、まぁたまにはそんなこともあるか…と放置。
- 次の日、電源が切れていることに気づく。電源スイッチを押すとファンが回って電源のランプがつくんだけど、1秒から4秒くらいで電源が落ちる。そしてまた勝手に電源がついて…の繰り返し。画面には何も映らない。そのまましばらく放置して起動するかどうかを確かめたんだけど、全く起動せず。
- もし自分が今日本にいたとしたら、Sonyのサポートに電話して対応…ってことになっただろう。でも海外だからムリ。e-mailでもサポートしてるらしいんだけど、サポートページへログインできない(メアド変更していたため)。有効にするにはサポートセンターに国際電話をかけてください…とのことだったんだけど、そんなコスト掛ける気もなし。もちろん保障期間は過ぎているので、例え日本にいたとしても直すのにいくらかかるか全くの不明。そいうわけで自力でどうにかしようと心に決める。
- ネットで色んな事例を調べたりTwitterで友人からアドバイスを受けながら原因調査を開始。電源周りとグラフィックボードでよくトラブルが発生する機種らしいが、最終的には4つあるメモリスロットのうちの2つを利用している場合に起動しないことが判明。4枚ささっていたメモリから2枚を引っこ抜いて起動に成功。その後しばらくは問題なく動作する。
- 1G x 4枚の計4Gで運用していたわけだけど、これからは1G x 2枚の計2Gでの運用になってしまう。普段行う作業を考えると2Gでは心許ないので、2Gのメモリ1枚を発注した。計3Gで運用しようという魂胆。
- ところがそのメモリが到着する前にまたまた強制終了が発生。画面にはCPUのオーバーヒートを示す内容のメッセージが。その後の現象は以前と同じで画面には何も映らずに再起動を繰りかえすという現象。
- ファンは正常に回っているようなので、オーバーヒートってことはホコリが原因でしょう!と勝手に決め込み、エアーダスターを買って来てホコリを綺麗に取ってみる。んで、再起動を試みるも失敗。
- んで、メモリを2枚から1枚にしたらどうにか起動。その直後に電源を切ってメモリを2枚に戻したら、これまた正常に起動。現在に至る。
結局原因が良くわかっておらず不安定な状態。
という流れ。そもそも私、ハードには滅法弱いので原因究明だけでも一苦労。ケースを開けることだって僕にとってはかなりの冒険だ。
それでも、このトラブルのおかげで色々と知ることが出来た。メモリの規格からCPUやグラフィックボードの役割や換装できる条件等々。Windows7のバージョンの種類や国際化対応。最新のPC事情。トラブルを乗り越えることによって人は成長することが出来る。
今回の教訓としてデカいデスクトップPCは買うべきじゃないなぁと。デスクトップの方が拡張性に優れてるってんで買ったわけだけど、実際はマザーボードやケースの縛りによって、グラボもCPUも交換できる範囲が決まってるし、換装作業は全て自己責任。例え頑張ってパワーアップしたとしても、トータル性能は今のノートPCと比べて圧倒的に劣っていりする。それに大きさと重さがハンパないので、故障時にお店に持ち運ぶのが困難。
そんなこんなで今のデスクトップPCと格闘しているうち、どういうわけだかMacに乗り換えちゃおうかな…という考えが頭に浮かんだ。理由は
- Macを使ってみたいという以前からの願望があった。iPhoneアプリ開発環境が大きなポイント。
- スペックの向上
- 価格の値ごろ感
- グローバルなサポート
- iPhoneやApple TVとの連動性
- Boot Campを使えばWindows 7だってフツーに使えちゃう
ってこと。
んで、色々と現在のMac事情を調査してみた。デスクトップの置き換えということを考慮するとMac MiniかMacBook Proがいいかなぁと。ただ、Mac Miniは発売からかなり時間が経っていることもあって、MacBook Pro(1週間くらい前に発表された)と比較すると凄い性能差。そーいうわけで、現時点ではMacBook Proに凄く惹かれてたりする。
MacBook Airが凄い人気だし評判もいいんだけど、毎日PCを持ち運ぶわけではないし、あくまでもデスクトップの代替として利用したい(RAW現像とか)のでCPUの性能を無視することも出来ないので却下。
最終的に性能や持ち出す頻度を考慮してMacBookは15インチが自分には良いという結論。まぁ実際に買うかどうかはまた別のお話。
それにしてもAppleの価格設定ってホントうまく出来てる。この機種いいなぁと思って調べていると、もうちょっと金額をプラスすればこっちが買えちゃうじゃん…っていう連鎖が凄い。結果的に最初想定していたモノとは全く別のものが欲しくなっていたりする。良く考えられてるわ…。
Apple Mac mini/2.4GHz Core 2 Duo/2GB/320GB/SuperDrive DL MC270J/A
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Apple MacBook Air 1.4GHz Core 2 Duo/11.6"/2G/64G/802.11n/BT/Mini DisplayPort MC505J/A
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