夏が終わる

もうそろそろSummer time(こちらではDaylight Savingっていう)が終わり、今まで日本との時差が2時間だったのが1時間になる。てっきり4月1日からだと思ってたら、週末に調整するようになってるみたい。まぁそのときの様子はそのときにでも。
さて、そうなるといよいよAustraliaでの夏が終わるって感じだ。そして2009年度が終わり。俺の海外生活も早くも5ヶ月弱が経過。あっという間だなぁ、ほんと。
こっちに来てからのブログを読み返してみると、なんか遊びのことばっかりだな…。実際週末は楽しむように出来るだけ行動してるけど、仕事もちゃんとしてますからね、ええ。ただ書かない(書けない)だけですわ。そーいうわけで色々とふりかえり。

  • 英語は…向上を感じられませんねぇ…。一応毎日勉強してはいるんだけど。一日中喋りまくるような職場環境でもないので、会話がそこまで多いわけでもなく。こちらで生活してわかったのは、
    • TOEICの点数が高い=英語が出来る」の図式は絶対に成り立たない。でもその逆は成り立つと思う。
    • 「海外に住むと英語がしゃべれるようになる」というのは迷信。英語を回避する方法なんていくらでもあるし、実際に何年住んでてもしゃべれない人も多いんだそうだ。結局努力しないと身に着かないということ。ただ、英語を実践活用できる機会に恵まれているってことはある。
    • 「○○するだけで英語がペラペラに!!」ってのはウソ(少なくとも俺にとっては)。語学を簡単に学ぶ方法なんてこの世に存在しない。
  • 仕事は普通に忙しい感じ。職場環境にも慣れ、開発環境にも慣れて。
    • 英語でのコミュニケーションに相変わらず苦労してる。論理的思考とそれを用いた説得・交渉が自分の武器なのに、それをアプトプットする語学力が欠落している…ち、致命的だ…。
    • 日本で所属していたプロジェクトとは全くといっていいほど違う技術を採用しているけど、技術的な側面で困ることはほとんどない。WebサービスとかGroovyとか、プロジェクトと関係ないことにも興味を持って勉強していたのが役に立ってたりする。
    • 仕事の仕方が日本とは違う。こちらの人はいかに定時内で仕事を終わらせるか…に注力していて、定時時間内の慌しさっていったらスゴイ。日本に居るときも定時時間内にサボってたわけでは決してないけど、勢いが違うよな、なんか。多分こっちでの働き方の方が正しいと思う。
  • 普段の生活もパターン化してきて、とくに目新しいことがなくなってきた。
    • SwimmingかDriving RangeかGolfのどれか1つは毎日こなして過ごしているので、健康的にはなったと思う。

ツラツラと書いたけどそんな感じか。まとめると「慣れた」ってことだ。今まで「マイナス」だったのが「ゼロ」になった感じ。そして慣れの段階は終わりを告げたのだ。2010年度からはこれを「プラス」にするために積極的に行くよい(マルコ風)。

「でもね、もう、お休みは終わりだから。
ながーいお休み…はもう、終わりだからね。」
ロングバケーション 瀬名秀俊