こちらは明けました

こっちはもう0時を回りました…そう、もう明けましたんです!!日本の仲間たちがまだ新年を迎える前のこの時間帯(こっちの1時30分、日本の23時30分)にムリヤリブログを更新しちゃうぜ。新年もよろしく!!
今年の抱負は置いておくとして、大晦日(New Year Eve⇒こちらではNYEと略されてます)をどう過ごすかがこっち来てからの課題だったわけだけど、やっぱシドニーっていったらNYEのイベント、Fireworks(花火)でしょ!!ってことで、一人で寂しいと思いつつもFireworks観覧に決定。知らない人のために教えておくと、Harbour Bridgeを中心としたシドニー湾一帯で、新年を迎えるカウントダウン完了後の0時0分に大量の花火(10万発)が打ち上げられるんです。

観覧場所はシドニー湾の周辺にたくさんあるんだけど、Harbour BridgeもOpera Houseも見えるBlues pointって場所で見ることに決定。人気がある場所らしくて早めに行かないと見れない(ある程度の人数を超えると入場規制されてその一帯の地域に入れなくなっちゃう)ので、ここは気合を入れて11AMに行きましたよ。下に敷くシートとペットボトルの水とカメラ機材とiPod touchPSPとパンを2つとポテチの小袋5つ持って。日本で人気がある花火大会っていったら、12時間前に行っても場所が取られちゃってるーってことがザラだと思うんだけど、こっちはやっぱりユルイね。11時でも余裕でいい場所が取れた。雰囲気から察すると、2PMくらいだったらいい席が簡単に取れそう。ちなみに写真は17時ちょい前の周りの様子。相当混んでます。
とはいえですよ、花火の打ち上げまで13時間を一人で潰すってのはかなりの気合が必要だったよ…。iPod touchで漫画を読んだり(またそれか)、You tubeからダウンロードしておいた動画を見たり、英語の本を読んだり、朦朧としたり、写真撮ってと頼まれたり、食べるものいる?と隣の人から誘われたり、近くでアコギを引きながら周りを巻き込んでの「Don't look back in anger」の大合唱を聞いたり…色々あったなぁ、うん。天気がちょっと悪くて気温が低かったのがせめてもの救い。21時に一度小規模な花火が上がり(お子様連れの人が帰れるように…ということらしい)、湾内には花火を見るための綺麗な電飾をつけた遊覧船が大量に行き来していたので、夜は結構ぼーっと景色を眺めてるだけで時間がつぶせたな。
ともあれ、大量の非日本人に囲まれた環境で13時間を無事一人で乗り越えたおれは、暇人を通り越して偉い。なにせシートを敷いた場所を一歩も離れなかったからね、13時間。もちろんトイレにも行かないし、買出しもしないし。…いや、もちろん誰か連れがいたらそういうこともしてましたよ?トランプしたりとかさぁ(周りでは盛り上がってた)。
そして肝心のNew YearのFireworks、すごかったっす。Harbour Bridgeが燃えるんじゃないかと思えるくらいにバンバン花火が上がって。10分くらいで全部打ち終わるから、最初から最後までがフィナーレみたいな感じ。いやー、大満足だ。大満足だったから、もう来年は見なくても大丈夫だ。

帰りは予想通り大混雑なんだけど、東京でのイベントの混雑と比べたら全く相手にならないくらいショボイ。たぶん東京の混雑具合に慣れている日本人は、どの国に行っても通用すると思います。
でもやっぱり日本の初詣とか正月の雰囲気が好きだなぁと思っちゃうとか、Dynamitの結果が気になっちゃうとか、行く年来る年を見ながらボーっとしたいなぁと考えちゃうおれは、純日本人だ。