More Joel on Software その2
続きを読んだので、以下そのまとめ。
- 第11章 フォントスムージング(以下省略)…なんでWindowsとMacで同じ文字がなんとなく違うように見えるかのお話。Firefoxもそういうことなんですねぇ。
- 第12章 競り合いのゲーム…ソフトウェアは小さな努力の積み重ねで出来ている。そうね、それを忘れちゃいけない。
- 第13章 ビックピクチャー…ソフトウェアはその目的が何なのかをキチンと考えなきゃ。
- 第14章 選択肢=頭痛…Vistaの電源オフボタンがなんであんなに使いにくいか。本当に使いにくいんだよね、実際…。選択肢が多いことは決してユーザのためになるとは限らないという、非常にためになるお話。
- 第15章 ユーザビリティがすべてではない…ソーシャルインターフェースデザインがこれからは重要だって話。
- 第16章 ソフトウェアで作るコミュニティ…うーん…。ユーザにやさしくなるってことが、決していいこととは限らないのか…。
- 第17章 火星人のヘッドセット…なんでブラウザの非互換が発生するのかの非常にわかりやすい話。これは色んなソフトに当てはまるね。IE8の今後の運命やいかに?
- 第18章 Microsoft Officeのファイル形式はどうしてあんなに複雑なのか?(およびその回避方法について)…やっぱり機能を盛り込みすぎると互換性維持で大変なことになってっちゃうんだよね。POIプロジェクトはかなり無謀ってことか。
- 第19章 ごみあるところに金はある…優れたデザインを真似るのは簡単そうに見えて、実は簡単ではない。
- 第20章 エビデンスベーススケジューリング…うちでやっている見積もり方法にかなり似ている。が、割り込み作業や予期しない作業もすべて単一タスクに詰め込み、その分のリスクを上乗せしてスケジューリングするのが大きな違い。確かにこれはこれで有効に機能するかも…。でも自分の作業が遅いのか、割り込みが悪いのかの判断はできなくなるような気もする。ムダの排除には役に立たない?でもこれはこれで1つの現実解か。参考にしよう。
- 第21章 ストラテジーレターVI…本当にこの話のとおりの未来がやってくるかな?
- 第22章 君のプログラミング言語で、これ、できる?…これはJavaを使っててよく思う。特にJavaScript勉強した後に思ったんすよ。
- 第23章 間違ったコードは間違って見えるようにする…変数名にその変数の種別をあらわす文字をつけると、間違いを見つけやすくなるというお話。なるほどー。
- 第24章 Eric Sink the Business of Softwareへの序文…自分でビジネスを始めると、何が面白いかってうお話。確かに面白そうだとは思うよ、そりゃ。
- 第25章 マイクロISV -ビジョンから現実へ…ユーザからの評判がそのままフィードバックされる環境ってのはウラヤマシイ。
- 作者: Joel Spolsky,青木靖
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 12人 クリック: 166回
- この商品を含むブログ (94件) を見る