矛盾

しばらく前から担当のプロジェクトがうまくいってなくて、ここ最近で強引に流れを取り戻そうとしてる。そこで結局最終的に頼りにしたのは自分自身の技術力。あれ?普段から自分が口にしてるのは「チーム力」「スキル平準化」「みんなで協力して」なのに…。自分のマネージメント能力の無さを、安いプライドから補完しようとして、その即戦力として期待したのが自分自身というのは、なんとも矛盾した話。結局最終的には結果がすべてなので、それも選択肢の1つといえば1つなわけだし、自分がそういった作業に注力するために、周りのメンバに他の作業を補完してもらっていると考えれば、それもチームワークと捕らえられなくもないわけだけれども。それってどうなの?と思うわけです。こういった事態が発生したときに、自らの力で打開出来るために普段から技術力をコソコソと磨いているといえば磨いてるわけで、それが役立つんだからいいんじゃないかという話もある。けどさ。裏技だよね、それは。そもそもは、プロジェクトの悪い流れを感じつつも、この悪い流れを感じ取って、自ら問題提起して行動を起こして状況を打開するような、そんなメンバの出現を待っていたというのが本音。ここで自分が動いてどうにかしてもいいけど、待て待て待て、それじゃなにも変わらないじゃないかと思ってたわけ。けど、それって自分が行動するのがめんどくさかっただけじゃない?と言われればそうなような気もする。結果、放置していても状況が打開されるわけでもなく、最終的には裏技で乗り切って、うまくいってますよと取り繕うとしているわけ。キタネェなぁ。
こういうことを考え始めると、自分自身はどこを目指しているわけ?という問題にぶちあたる。洗練されたプロジェクトマネージメントを行うのが目標なのか?確かにアジャイルやTPSに積極的に取り組んでいるし、それはそれで非常に楽しいことは楽しいんだけれども、純粋に技術そのものにも興味があるし、技術力の衰えは避けたいと常々考えていたりして、技術に没頭しているときはとても楽しいと感じているのも確かなわけで。結局は「価値のあるプロダクトを創出する」ためであれば、手段は問わないので、そのために今必要なのがプロジェクトマネジメントであればそれを行うし、技術力であればそれを行使するし…。うーむ。

まぁ今回はそういう流れになっちゃったけど、次回からはこういったシーンに陥らないようにするにはどうすればいいかは常に考えておく必要があるなぁと。こういったスキルを伝承するにはどうしたらいいんだろうか…。悩ましい、悩ましい…。やべぇ、ちょっと酔ってるな…。