食文化

職場で昼飯を食べていたら、同じプロジェクトの女性がTake Awayしたビビンバ片手にやってきた。そして「これってどう食べるの?」と。
まず第一にビビンバは日本の食べ物じゃないのになんで俺に聞いてきたんだろ…という疑問が。実はそのビビンバは日本食レストラン(韓国人経営)で買ったらしく、もしかしたらそれが原因で彼女の中でビビンバ=日本食というイメージが出来上がってしまったのかも知れない。まぁでも日本でもビビンバは有名だから、別に聞かれても構わないんだけどね。
で、俺が「かき混ぜて食べるだけだよ。フツーはコチジャンっていう韓国のミソを乗せて混ぜたりする」的なことを教えてあげたら、「水は入れないの?」と聞いてきた。み、水?ビビンバの中に?…とかなり驚いた…。一体どこからその発想が出てきたんだろ?ご飯に水をかける食べ物っていままで見たことないな…とか考えつつ、水は絶対に入れてはだめだ、ただかき混ぜるだけだと念を押しておいた。彼女も納得して去っていった。
けど、その直後に遠くのほうで彼女と一緒にいる誰かが「え?水入れないの?ホントに?」と話しているのが聞こえてきた。あぁ、たぶんその人が彼女がビビンバを食べようとしているのをみて、「それは水を入れて食べるんだよ」と教えたんだろうな。んで、ホントかウソかって話になって、じゃあ日本人に聞いてみよーぜって流れだろう。言語的なこと以外にも、異文化コミュニケーションは色々と面白い。