富士山登山【最終章】

富士山登山から無事に帰還しましたー!!文字通り山あり谷ありの楽しくも過酷な旅。忘れないようにその記録を取っておこうと思います。これから富士山に登ろう!!と計画中のそこのあなた。この情報を元に準備万端で向かってください。その前に本当に登るのかどうか、十分に考えましょう…。

登山者情報

まずは登山者である私の情報を少し。

  • 30歳。男。
  • ごくふつうの一般会社員。普段の運動は月1回程度の長距離自転車(10キロから50キロ)程度。
  • 運動神経は普通。比較的健康体だけど特に体力に自信があるわけでもない。通勤時もさほど歩かない。とにかく普通。
  • 今回の登山の目的はやっぱり写真。山頂からご来光の写真を撮りたい!!という意気込みがベース。あとはノリ。日本人なら一生に一度は富士山登っておかないと!!
  • 登山経験は無いに等しい。高尾山に紅葉見に登ったくらい。もちろん富士山は初めて。

準備

準備として、「購入するもの」と「体作り」があると思うけど、後者については結局何もしませんでした…。ここでは購入するものまたは購入すればよかったものも含めて紹介。

  • ザックは25リットルのパタゴニアのCATALIYST PACK LARGE BLKを購入。デザインもいいし自転車でも使える大きさ。普通パタゴニア製品って高くてあまり安くならないんだけど、Amazon並行輸入品が当時25%オフくらいで売られてたので購入。なんでパタゴニアか?っていったら、以前モルディブに行くときにお世話になったのと、昔のap bank fesで紹介されてて自然にやさしいメーカーであるのがその理由。結局以下で紹介するいろんなものを詰め込んだんだけど、壊れるんじゃないかってくらいギュウギュウ詰め…。普通の人は一眼レフとか持たないから25Lで十分だと思います。逆に大きすぎると荷物詰め込みすぎて重くなって苦労すること間違いなし。
  • 靴はのメレル CHAMELEON II STORM GOREのオレンジを購入。あまりゴツ過ぎても使い回しが利かないかなぁと思って。実際使ってみて十分と感じた。
  • レインジャケットは上下ともにパタゴニア。雨よけだけじゃなくて寒さ対策のウィンドブレーカー代わりに。デザインもいいしこれまた秋冬の自転車で使えるかなぁと。本八合目過ぎるまではレインジャケットと長袖Tシャツと半そでTシャツの重ね着だったんだけど、寒いと思うシーンはなかった。折りたたむとかなり小さくなるし、さすがに良い製品です。

  • 防寒着用にフリースを一枚。先ほどのレインジャケットの下にフリースってスタイルが最終的な防寒備だったんだけど、さすがに夜明け前の山頂は激サム(0度から2度くらいだったはず)で震えてました…。とはいえ、朝日が昇るまでのごくわずかな時間帯を我慢すればあとは暖かくなるので、これで十分だったかも。これ以上もってこうとするとかなり大荷物になるし。荷物の量が気にならないのであればダウンを持っていくとよいと思います。
  • 軍手必須。たまたま手のひらに滑り止めのゴムのブツブツがついているやつだったんだけど、これが正解。登山用の棒を握ったり、途中でチェーンを握ったりするので。最後は手がかじかむほど寒いのでさらにもうひとつ持っていって2枚重ねにすればよかったなぁと思いました。
  • 靴下はふつーにユニクロで購入したもの。ウォーキング用とか書いてあったやつ。これも特に問題なし。
  • ズボンは普段着ているカーゴパンツ。ポケットが多くなるので便利だった。別にジーンズで登っても問題ないと思います。
  • カメラは愛機のCanon 40D。レンズはEF-S 17-55mm F2.8 IS USMとEF-S 10-22mm USMの2本。体力とザックに余裕があれば70-200mm持っていきたかったけど、ご来光の時は寒いし人も多いしレンズ変える余裕なんてなかったからこれでよかったかも。カメラ自体はご来光まではザックの奥にしまっておいて、ご来光後は肩に斜めにかけてました。
  • サブカメラとしてGR Digitalを。腰につけて必要時にパチッと…って感じだったんだけど、夜の撮影には向かないね、このカメラは…。あまり役に立つシーンはありませんでした。
  • カメラ用の3脚。最初の集合写真とご来光時に使用。ご来光の時はスペースの問題もあって三脚立てずに一脚のように使ってた。一脚持っていれば一脚で十分だったかもね。一脚買おっと。
  • バンソウコウ、代えのコンタクトレンズは使いませんでした。けどまぁ保険のために持っていくほうがよいと思います。
  • サングラスは持っていかなかったけど持って行ったほうが良いです。やっぱ日中は太陽光線すごい!!
  • 日焼け止めも必要。もって行ったけど、面倒で塗らなかった部分が思いっきり焼けた…。
  • ザックカバーは購入したけど出番無し。登りもくだりも晴天だったもので。
  • 財布は普段使っているものを持っていったけどザックの奥に入れっぱなしで、その代わりにジップつきのビニール袋に小銭を入れておいてポケットに突っ込んでおいた。これは正解でした。何かと小銭は使います。
  • タオルは2枚。結局1枚だけしか使わず。
  • ライトは手持ちの小さなLEDライト(2000円くらいのもの)を1つ。電池切れは大丈夫でした。片手は登山用の棒で埋まるけど、もう片方の手にライトを握ると危険だし手を使ってチェーンを握ったり岩に手を突いたりができなくなるので、登山用の棒とライトを器用に一緒に握ってました。やっぱヘッドライトを買うべきっす。
  • その他、カメラの変えの電池やメモリ、レリーズ、小さな小物類等々、すべてジップつきのビニール袋に入れてからザックの中に。雨が降ったときの対策用(振らなかったけど)。
  • 水は500mmを3本。帰りに友人からちょっとおすそ分けしていただいたので、もう1本500mmがあれば十分だったなぁ(とはいえ、そんなスペースはなかったけど)。
  • 食料はカロリーメイト風なものやウィダーインゼリー的なものなど、こまごましたものを持っていって登山の休憩中に飲んだけど、半分くらい残った。ほんとにちょっとの量でいいね。友人から飴をもらったけど、あれはイイ。甘い飴をぜひとも持っていくべきです。
  • 時計は普段使っている腕時計を着用。帰ってきてみてみたらすごくいっぱい傷ついてます…。別途時計を持ってくべきだね…。
  • スパッツは購入しなかったけど、実際購入する必要はないと思います。確かに下りで小さな砂利が靴の中に入るけど、途中で出せばよいし問題なしでした。
  • 登山用の棒は5合目で金剛棒を購入。これは買って助かった…。あの苦労をともに歩んできたと思うと、今となっては友人のようなもので愛着が沸きます。きちんとした登山用のストックを持っているなら越した事はない。いずれにせよ何かしら棒は必要。
  • 携帯酸素は小さいやつを購入して休憩の合間に良く吸った。効果があったのかはまったく不明だけど、高山病の症状が一切出なかったのはもしかしたらこいつのおかげかも…。お守り代わりにもって行ったほうがいいかもね。

登山記

出発


出発は河口湖側の5合目から。バスで移動して19:00着。現地で何人かと合流。友達の友達…とか合わせて最終的には8人で出発。その中の1人に富士山に数回登っている経験者がいて、彼からいろいろと教わりながら登ることに。
5合目についた時にはちょうど日が沈む時間で、かなり寒かった。最初はTシャツで登り始めるって計画だったんだけど、早くもレインジャケットを着る。半そでT+長袖T+レインジャケットといういでたち。寒さが不安だったけどこの格好で9合目手前までもちました。
結構人も多い。おじさんおばさんもいるし、海外の人も多いけど、意外にも若い人(男女ともに)が多かった。最近は人気があるらしいからねぇ、富士山。
5合目にあるショップには食料も防寒着も何でも売ってるので、買い忘れがある場合はここで購入しよう。なんといっても金剛棒です。

そうこうして盛り上がっているうちに一時間半くらいが経過(この5合目で30分以上は体を慣らしておくと高山病になりにくいらしいからこれは正解だったはず。今回の登山で一番恐れていたのが高山病だったからねー)。円陣を組んで気合を入れていざ出発!!この時点では元気ももちろん十分だし、富士山を知らないわけですし、ほんと、夢を見てたんです、僕らは…。今から思えばあのころは若かった…。

5合目から6号目

20:30分。ついに出発してテクテクと歩いていく僕ら。もう回りは真っ暗でライトがないと何も見えません…とはいえ、まわりには登山者がたくさんいるので、その人たちの明かりで結構明るかったりもする。途中途中で山の下にある町の夜景が見えたりするんだけどこれがキレイ。まだこのころはそういう夜景を見ても素直に喜んでいる余裕があります。
6合目までは下りも結構あるし道も整備されているしで、そんなにつらいシーンは思い当たらず。でもちょっと登りになるとすぐに息切れ。すでに5合目で2000メートルを超えてるわけで、酸素が少ないからかな…いや、単純に体力ないだけかも。いずれにしても、10分から15分くらい歩いては5分くらい休憩して…を繰り返す。こうしてちょっとづつ休憩をとったほうが高山病になりにくいらしい。周りの団体のペースに惑わされずに、あわてずに進むことが大事っす。
そうやってみんなで和気藹々と登る。このころは口数も多くて盛り上がりまくり。でも6合目付近ではすでにチームは大きく2つに分かれて行動してた。それぞれのペースがあるからね。ここらへんは無理せずにってことで。

6合目から7合目


6合目には21:10くらいに到着。意外とあっさりな印象。ウワサによると5合目っていっても実際は5.5合目くらいらしい。
そのまま7合目に向けて出発。道中、山の上を見上げると登山者の作りだす明かりが線を作ってる。相当の光の数。登山者って多いんだねぇと感心しつつ登山を続ける。
天気予報では曇りってことだったんだけど、実際は晴天でとにかく星がきれい。空気も澄んでるし空に近いからなんだろうけど、これほどキレイな星空は今までみたこと無いかも…ってくらいキレイで大感動。天の川も肉眼で見えちゃいます。
ここらへんの道は幅も広くて歩きやすい。幅が広めの道が大きく左右に蛇行している感じ。道の折れる場所で休憩を取ってまた登って…を繰り返すうちに7合目に到着(
。22:30くらい。まだまだ体力には余裕が感じられる。これからが本番だぜっ!!

7号目から8合目


7合目には山小屋があるんだけど、とにかくすごい人、人、人。人が多い、多いといってもまさかここまでとは…と驚き。7合目から8合目にかけて出発するものの、とにかくすごい量の人で渋滞発生。ちょっと進んで止まって…の繰り返し。なんか表現しづらいけど、ほんとにすごい人の量なんだから!!正直渋滞待ちで止まっている時間のほうが長いくらい。事前情報によると8合目過ぎたあたりから渋滞が…って聞いていたんだけど、こんなに早い時期から渋滞してるんじゃ先が思いやられます…。
とぼやいてもしょうがないのでとにかく進む。7合目を過ぎると今までとは一変していかにも岩山を登ってますって感じの道になる。あたりにあるチェーンや岩を頼りに登る。富士山ってもうちょっと優雅な道が多いイメージだったんだけど、想像以上に荒々しい道が多い。金剛棒を突きつつライトで照らしつつ岩山を登るのは結構大変。でも女の人とか小学生くらいのガキンチョとかが平然と登ってるのをみるとこっちも負けていられないわけで。がんばりますよ、30歳も。

8合目から本8号目

そしてようやく8合目(0:50)に到着。ここまでがヒジョーに長い!!8合目までにいくつか山小屋を通過するんだけど、その山小屋の明かりが見えるたびに「あれが8合目だな」とか話しながら進み、到着してみてう「あれ?ここまだ7合目じゃん。じゃああの明かりが8合目か?」と進み、また裏切られ…を繰り返し、どうにかこうにか8合目ですよ。渋滞のおかげできちんと休みながら進めたので高山病の症状も一切出ず。ここまでくればご来光は見えるらしいが、やっぱり山頂で見たい!!でも渋滞のせいでかなり予定よりも遅れてるので、休憩もほどほどにして山頂を目指して出発。
8合目から本8合目(なぜ9合目がないんだろ…)までは、またまたこれまでの岩山のぼりとはうって変わり、蛇行している砂利道が延々と続く。これを登るのがすげぇきつい…。すでに体力と筋力を相当使っているというのもあるんだけど、足が取られて思うように動けなくなる。ちょっと登るとすぐ休憩…の繰り返し。ここのあたりは人は多いものの渋滞も解消されていて自分のペースで進みやすいんだけど、渋滞しなくても休まないと進んでられないくらい疲れる。ひたすら無心で足元をみながら進み、休憩で星空を眺めて癒され…の繰り返し。晴れてるからまだいいけど、これで雨降ってたらもう心が折れてるな…と正直思います。そのくらいキツイデス。

本8合目から鳥居まで

そして本8合目到着(02:19)。8合目から本8合目までも長い長い…。ようやく辿り着いたって感じ。もうご来光まで時間も無いので軽く休憩して出発進行!!
ところがここからまたまた渋滞発生。道は再び岩山風。きっとこういう風に登りづらい道になる箇所で渋滞するんだろうな…。でももう迷っている暇も悩んでる暇もないので岩山風の道をひたすら登る登る…。後半になると渋滞がひどくて進むのに非常に時間がかかる。入山規制しろよ…と正直いいたくなりますよ、これは。なんかの宗教みたになっちゃってるもんな…。

鳥居からご来光ポイントまで


そうこうしているうちにようやく鳥居まで到着(この鳥居がどのあたりを示してるかは不明)。ここから山頂まではすぐだよ…という友人の言葉に裏切られ、山頂まで続く険しい道を進む(もちろん渋滞アリ)。ご来光の時間が近づく04:00頃になり、山頂までの道のりと渋滞を考慮すると、もう山頂でご来光は無理…という結論になり、途中のスペースに座り込んでご来光を待つ。もうその頃には人も多いしみんなご来光待ちで動かないしですごいカオスな状態。
寒さで凍える手でカメラを取り出して、薄明かりの中の空を写真に収める。眼下には雲の海がきれいに広がり、だんだんと空が明るくなっていく…。雲と空の境界線が燃えるように赤くなり、本当にキレイ。あまりの風景に逆に自分が雲の上に、富士山にいるという実感がわかない。
結局、明るくなるものの太陽はなかなか顔を出さず、ご来光時間を過ぎても太陽が見えないので再度歩き出すことに。渋滞はしているものの、ご来光待ちの人が道脇に止まっているので比較的進める。

しばらく登った時についに太陽が顔を出した!!周りからは歓声が…。これがご来光…と感動に浸る。まわりが急激にあたたくなり、改めて日の光のありがたさを知ったわけです。

ご来光から山頂まで

さてさて、ご来光を山頂で見ることはできなかったのものの、山頂まではあと少し。がんばります。
太陽が出るイコール周りの景色が見えてくる。自分が登っている場所がこんなに険しくて急な場所だとは…とここで気づく。比較的高所恐怖症なんでビビリまくり。もし日中登ってたらあまりの高さに帰ってたかも…と思うくらい急だし険しい道のり。でももう引き返すわけにはいかないよね、もちろん。がんばって登りましたよ。

そしてどうにか頂上に到着!!05:30くらい。大体9時間から10時間登っていたってことになる。いやー、自分で自分を褒めてあげたい!!足がすごく痛いけど、景色は最高にきれいで、自分があの富士山の山頂にいるんだ!!という喜びで胸いっぱい。これでプロジェクトメンバにも馬鹿にされずに済むな…と内心安心したりして。
山頂では金剛棒に焼印を押してもらって、まずいうどんを食べて、友人があげるカイトの写真を撮って。遅れていたメンバも到着して全員8名が無事に登頂したわけです。感動ですなぁ…。後は降りてビールを飲むだけ…と考えてるおれ。正直これから始まる地獄をこれっぽっちも想像していなかったわけです…。

下山


8:30頃下山開始。登りと違って下りは蛇行する砂利道がひたすら続く。ここを下るのがすごくつらい。言葉にできないくらいつらい。泣きそうなくらいつらい…。ただでさえ登りで体力・筋力を使い切っているのに、この足を取られる道をバランスを取りながら進むのがどれだけ過酷か。休み休み進むけど回復するわけでもなく。正直「はい、僕リタイヤします!!」と言いたかったっすよ。というか、リタイヤできなんだけど、下りは。「山は下りがつらい」という話は良く聞くけど、そこまでつらくないだろうと高をくくっていたんだけど…まじで死にます、これは。しかも上りは夜だったので道の先が見えなかったけど、帰りは思いっきり晴天なんで先の先まで見渡せる、つまり、あとどれくらい下らなければいけないか…という道筋が鮮明に眼下に広がり、絶望するわけです。それにもめげず、「あの眼下に見えるあの小屋が最終地点だ。頑張ろう」と声を掛け合ってどうにかこうにか到達したその小屋に「七合目」と書いてあるのを見つけた時の絶望感といったら…。6ならまだしも7ってさ…。

とはいえ、あきらめずに下りました。というか、そうしないと帰れません。下りきってもまたちょっと登りもあったりして、なんてひどい仕打ちだ…とか一人で考えつつちょっとずつ、ちょっとずつゴールに向かう。最後の方に「馬で5合目まで送ります」的なサービスとか「馬車で5合目まで送ります」的なサービスがあったけど、それを利用したらおれのプライドに関わる…ってことで自力でがんばる。6合目から5合目までの間が本当に最後の地獄。これから登る人たちとすれ違うけど、まだ体力がありまってて笑顔の彼らに「せいぜい今のうちに盛り上がっておけよ…」と心の中でつぶやくおれ…。

5合目到着

そして…出発地点でもある5合目に到着。11:30くらい。もう立つものめんどくさい。たぶん自分の人生の中で一番むごい肉体労働だった…。富士山経験者の友人は、数年ぶりに河口湖側から登って降りたらしいが、前に上ったときとルートが変わっているらしく下りの酷さは過去最高…と言っていて、今まで登った富士山経験上、最悪のつらさだったとぼやいていた。別ルートなら下りはぜんぜん楽だったらしい(ほんとかどうかはわからんが)。
とにもかくにもこうして無事に帰ってきたわけです。最後に温泉に行って飲んだビールが旨い旨い…。体中痛かったけど、いい人生経験ができました。

総評

最後に総評。

  • 富士山を舐めてはいけません。特に下りは最悪。これから登ろうとしているそこのあなた、覚悟しとけよっ!!
  • 星空、ご来光、眼下に広がる雲、濃い青空…どれをとっても最高の景色。富士山を上りきった感動は何事にも変えがたい!!貴重な、すばらしい経験ができました。大変なことは多々あれど、やっぱり人生に一度は登っておくべきです。
  • 「えー、富士山登ったことあるんですか?来年連れて行ってください★」とガッキーに頼まれても、たぶん登らないと思う(なんつー例えだ)。正直他人に構ってる余裕なんてないし、もうおれは富士山山頂に辿りついたという事実があるし、ご来光も見れたし、もう富士山に関しては大満足なんで、今後二度と富士山に登ることはないでしょう(「天気が悪かった」とか「山頂までたどり着けなかった」とかだったらまた別だったかもしれないけど)。来年以降一緒に行きましょうといっていたみんな、ごめんな!!
  • でもでも、富士山登山がわるいと言っているわけではないよ。登ったほうがいいよ、絶対。文句を言うなら登ってから言えってんだ!!って感じ。実際、小学生やら若い男女やらも多かったしね。みなさんも是非、一生に一度の忘れられない感動の思い出を!!