なぜ登らない!?

誰が言い始めたのか、富士山に登ろうぜ企画が立ち上がって早2、3ヶ月。実行の日は数週間後に迫っているが、それまでに色んな仲間に声をかけ、断られ続け、最終的には自分を含めて4人というなんとも少数精鋭なカンジに落ち着いてる。なんでこんなチャンスに登らないんだ、若者たち!?と思ってしまうわけですよ。例えばこんなことですよ、登る理由は。

  • 外国からいらっしゃってる方に「日本と言えば?」と聞けば、2人に1人は「フジヤマ」と答えるくらい有名な山にも関わらず、純粋に日本に住んでいてその山に登らない理由があろうか、いやない。
  • 富士山登山中に出会うであろう色んな人との語らいと絆。
  • そのうち富士山が世界遺産に登録されて世界中から登山者が訪れることになり、1日の登山者制限が行われるようになり、さらに抽選で当たらないと富士山に登れませんくらいの人気が出るかもしれないという未来予測。
  • 富士山っていったら結構色んな場所から拝むことができるけど、それを見るたびに「あぁ、おれはあの山の頂上に立ったんだよな」という感傷に浸れること間違いなし。
  • 年とってから登りたいと思っても、体がついてこなかったり、家庭を持っていて行動しにくかったりと色々と面倒なことになる。
  • 富士山の山頂で、「あぁ、おれは今、日本で一番高いところに立っている!!」という気分に浸れるに違いない。
  • この先の人生、山アリ谷アリだが、「待て待て。おれはフジヤマに登った男だぜ?」という自信が、それを難なく乗り越えさせてくれる(はず)。
  • 合コンに行った時の話題の「そういえばこの間富士山登ってさー」「あー、アタシも登りたかったんだ!!来年連れてって!!」的な盛り上がり。
  • 富士山から降りてきたら本人が自覚していないのに驚くほど力がみなぎっていて、富士山に登ること自体が超聖水だったという気づき。
  • 「なんで山に登るんすか」「そこに山があるから」という、有名なくだりをしゃべってみたいという好奇心。
  • 「なんで山に登るんすか」「それは降りるためだ」という、クライマーズ・ハイのくだりをしゃべってみたいという好奇心。
  • 単なる夏の思い出(ノリ)。
  • 単なる好奇心(話題づくり)。

などなど、考え出したらキリがないっすよ。まだ迷っているそこのキミ。まだ間に合うから是非一緒に登ろう!!(ただし富士山までの移動手段はは自分で予約してね)
…とここまで言いつつ、実際に登りきらなかったらはずかしいなぁとビビッてたりする…。