最高のチーム

今日は歓迎会。うちのチームはやたらと歓送迎会が多い。それこそ月に1回はあるんじゃないの?ってくらい、良くメンバーが入れ替わる。
最高のプロダクトを作り出すのが目標なのはもちろん、最高のプロダクトを作り出す最高のチーム作りが本当の目的。そのために今まで色々と考えて実践してきて、さらに最高なのチームにするにはどうすればいいかってことを常々考えている日々なわけです。
結局、最高のチームは最高の人の集合から作り出されるわけで、最高の人をいかに集めるか、いかに育てるかってことが課題になる。いまままでいろんな人がチームに加わって、そして去っていった。中には今でも一緒に仕事したいと思える仲間はたくさんいるし、そういったメンバーが全員揃えばそれこそ夢のチームだとなぁと真剣に思えるし、そういうチームを作りたいなぁと良く考える。
でも実際はそういった人たちを全員揃えるわけにはいかないわけで。やっぱり自分のプロジェクト外のこと、たとえば他の部署であるとか、発注している会社さんであるとかの事情によって、こちらがその人を強く望んでいても結局そういったメンバーはチームを去るってことになる。
うちのチームに何かしらの問題があって(例えば仕事が楽しくないとかやりがいがないとか)メンバーが抜けるのならば、それはうちのチームの運営に問題があるのでどうにかカイゼンしようとも思うんだけど、政治的な問題でメンバーが引き抜かれるという現実を考えると、結局、理想のチームを作るにはそれなりの権限があって、かつ、チームの個々のメンバーとチームそのものの目的(ビジョン)や純粋な利益というのは完全にリンクしている必要があるってことになる。
そういうことを突き詰めていくと、最高のチームを構築するにはどこかの会社に属しているうちはおそらく達成できない話で、自分で会社を興す以外に方法はないというのが最近の結論(別に自分が会社を作りたいわけではないよ)。もし今の状況のままで一時的に理想と思えるチームを作り出せたとしても、おそらくまた政治的な力でバラバラになるのは目に見えているわけで。「正しいことをやりたかったら偉くなれ」と誰かが言っていたけど、今はそれが痛いほど良くわかる。
ということを、歓送迎会がある度に考える。とりあえずは今の権限の中で、いかに良いチームを結成するのか。そのためには何が足りなくて、どう補っていけばよいのか。絶えず考えていかないとね。