同期

今日、入社いて以来同じ部署に所属していた同期が旅立った。関西の別のプロジェクトに異動になった。ついさっきまでうちに来て、最後のたわいもない雑談を1時間くらい交わして、そんでもってさらっと別れた。もう入社して8年になるけど、そいつとは新人の研修時代から一緒。所属した部署は同じだけどおれは開発でそいつは現場なので仕事上の接点は少ない方。それでも、入社して初めて事務所に2人で訪れたことや、部の忘年会の帰りに愚痴りながら帰った思い出や、ほかの仲間たちと一緒にいろんな場所へ遊びに行ったことなんかを、今でも鮮明に覚えてる。おれもあいつも会社ではいい思い出ばかりじゃなくて、お互い仕事に対して悩んだときもあったと思うけど、それでもここまでやってこれたのはやっぱり心強い同期のおかげかなぁと思う。別によく話をするわけじゃないし、それほど突き詰めて何かを語り合うわけでもないけど、なんとなく心許せるというか。そういった同期にめぐり合えたのは、ほんと、運が良かったと思う。
仕事を始めたばかりの時、「お前が開発したシステムを、おれが導入するっていう、そういうことが出来たらいいね」と言っていたのを思い出す。あの頃の未来に僕らは立っているのかな。