海外に住むことのいいこととわるいこと

今日は合計3年間ほどSydneyで暮らしていた友人がついに日本に帰るということで空港まで送りに行った。Australiaの先輩として色々とお世話になっていていたのでとても寂しい限りなんだけど、まぁ俺らもいずれ日本に帰るわけで、日本でまたいつでも逢えると考えればよし。Australiaに住んでから仕事以外の色んな場所で色んな人と知り合うことができて、それがAustraliaに住んで一番よかったことのような気がする。

彼女はとてもオーストラリアが好きだと良く言っていたんだけど、確かにオーストラリアはいい国だ。人は優しいし土地が広くて人が少なくて、気候も良くて綺麗な景色も多いし飯もウマイ。特に気取って過ごす必要もなく、家族やプライベートの時間を有意義につかえる。可愛い動物もいるし。物価や家賃が高くて、売ってるモノがちゃちぃのがかなりのマイナスポイントだけど、それを補って余るほど魅力的な国だと思う。
でも個人的な意見として、ずっと住みたいかと言われるとそうでもない。日本にも美しい四季や歴史あふれる土地があり、物も豊かで全てが便利。治安もとてもいいし。こちらに来てから逆に日本への愛国心が強くなったような気がする。もちろん日本の変な部分にも良く目がつくようになったんだけど、それを意識出来るようになったのも大きな変化。
結果として、定年までは日本を中心に生活して、定年後はオーストラリアに移住…とかが最強パターンだと思う。夢物語だけどさ。