Sydney Royal Easter Show

会社の友人に誘われてSydney Royal Easter Showなるものに行ってみた。ようするにEasterを祝うお祭りイベントで、Olympic Park(2000年にオリンピックが開催された場所)で数週間に渡り大々的に行われている。かなりの来場者がいるみたい。
実際行ってみると、なんつーか、夏のお台場みたいな感じだな(夏のお台場に行ったことがほとんどないけど、雰囲気が)。夜店がたくさん出てて、色んな会場で色んな催し物をやっていて。全体的に大雑把な感じがオーストラリアっぽさをかもし出してる。やっぱりメインは家族連れだね。

Easterの特色からなのか、動物系のイベントや展示がやたら多い。豚、牛、馬、アルパカ、犬、猫、羊…。「牛」や「馬」と一言で言っても超巨大な会場に百頭以上いたり、アルパカも最初は「かわいいなー」と思ってみたんだけど、あまりの頭数の多さにちょっと引いてしまった…。犬や猫の品評会は、ちょっと動物虐待じゃないのか…と思えるような内容だったし、犬が羊を誘導するやつ(Sheep dogっていうんだっけ?)もやってたんだけど、涎をダラダラ垂らしながら近づいてくる犬に羊が超ビビッてて、これまたかわいそうだった…。なんかなぁ。
食事は微妙なお店が多かったんだけど、オイスターバーでワインを飲みながらカキを食ったのが最高に美味しかったなぁ。
夕方から夜にかけては、メイン会場となるスタジアムで車のレースとかモトクロスのショーとかやってて、これが意外と面白かった。中でもNSW(New South Wales。Sydneyがある州)のチームととQueens landのチームがロデオで対決するのが楽しめた(Queens landが1点差で勝ち)。
ただ、残念だったのは最後の締めで打ち上げられる花火の前に登場した「Robosaurus」が超つまらなかった…。読んで字のごとくロボットの恐竜なんだけど、アンバランスな体系でデザインは最悪。2速歩行はもちろんできないのでタイヤで移動。口…というか、鼻から炎を出しながらスタジアム会場をゆっくり1周。これが40分くらいかかった。途中においてある車を持ち上げて2つに破壊して炎で燃やす…という豪快なワザも披露してたんだけど、いかんせん動きが遅すぎてくだらなさ満点。なんであんなの作ったんだろうなぁ…。以下その写真。

結構デカイ。そして遅い…。

手に持った車を鼻から出る炎で燃やしているところ。口から炎を出すのは技術的に難しかったのだろうか…。
とにかく、オーストラリアの貴重な文化に触れるいい機会になりましたわ。