真実の見極め

最近は連日ニュースで某芸能人の麻薬騒ぎを報道してるね。ようやく出頭したみたいだけど。
麻薬がはびこってるのはそこまで驚きじゃないんだけど、なんかこの1週間で自分の考えがガラッと変わってしまったこと自体に驚き。最初に失踪したときは、「旦那さんが内緒でそんなことしてて、それがわかって失踪しちゃうなんて相当ショックだったんだなぁ…」という同情と哀れみで捕らえていて、どうにか無事でいてほしいものだと思っていたわけ。
それが突然容疑者に変貌し、実は単に自分が捕まらないように逃亡してたとわかると評価が一遍。なんてひどいやつだと。報道内容もどんどん厳しくなって、過去の過ちとか生い立ちとか家族構成とかも暴露しちゃって、それらを知れば知るほど自分の中で彼女の捉え方が変わっていく。
そういう変化を感じながら考えると、結局自分が今まで感じてたことはいったいなんだろうなぁ。マスコミの情報に踊らされて一喜一憂しているだけで、真実っていったいどこにあるんだろうか。この事件だけじゃなくて、普段自分が仕入れている情報の信憑性なんてわかったもんじゃない。それらを頼りに自分の考えを形成しているわけだけど、どこでどう情報がコントロールされているんだか。ちょっとした宗教と変わらないじゃないか。
なんかそういう自分の感情の変化に気がついてちょっとショックだったなー。得た情報をどのように捕らえるか、難しい問題だ。

批判家の指摘も間違っちゃいないけど
今僕らの目の前で起こってることを
楽観も悲観もなく ちゃんと捕まえたら
足元に落とした視線を 上にあげ 胸を張れ!

Mr.Children 「終末のコンフィデンスソング」