5D Mark IIの発売日が11月29日に決定
3年振りにリニューアルされる5Dの後継機、5D MarkIIの発売日が11月29日に決定。以前、フルサイズには興味ない…と言っていたけど、ここ最近は超興味津々(実は)。
ここを読んでる人はあまりカメラに興味がない人も多いので、「フルサイズ」と「APS-C」って言われても何のこと?という人が多いと思うので、ポイントをいくつか(細かい点は間違ってるかも知れませんので突っ込まないでください)。
- フルサイズとかAPS-Cっていうのは、カメラ内部のイメージセンサーの大きさのこと。
- 私が持っていたEOS Kiss Digital 系とか40D、50Dってのは全てAPS-C。
- フルサイズはいわゆる銀塩と同じサイズのイメージセンサーってこと。
- 5D系やプロ用の1D系はフルサイズ。
- もちろんAPS-Cよりもフルサイズのほうがイメージセンサーが大きい。
- APS-Cのほうがコストが安く、本体サイズが小さくなるというメリットがある。
- 一方、フルサイズはコストが高く、本体サイズも大きくなるが、ボケが大きくノイズに強い、ファインダーが大きいという特性がある。
- APS-Cとフルサイズのもっとも大きな違いは画角。通常、レンズは「10-22mm」とか「17mm-55mm」とかいう焦点距離により、レンズを使用した際の画角を表していて、この数値が大きいほど望遠で小さいほど広角ってことになるのだが、APS-Cでは焦点距離がフルサイズの約1.5倍になる。つまり、APS-Cで「10-22mm」のレンズを使うというのは、フルサイズで「15mm-35mm」程度の焦点距離のレンズを使うのと一緒の画角になる。
- ということは、APS-Cからフルサイズに移行した場合、たとえば今まで使用していたAPS-Cの「35mm」はAPS-Cの「22mm」程度の焦点距離となるために広角よりになってしまい、下手するとレンズのラインナップを考え直す必要が出てきちゃう。
- そしてさらに、APS-Cの一眼レフ専用のレンズが存在し、それらはフルサイズでは使用できない。私の場合、EF-S 10-22mm、EF-S 17-55mm、EF-S 60mmが該当する…。
という感じですよ。つまり、移行コストがとても高くつく(そもそもフルサイズの一眼レフ本体の価格が高い)ので、APS-Cで構わないやって今まで思ってたんだけど、やっぱり画質を求め続けると最終的にはフルサイズに魅力を感じちゃうわけです(連射とか必要ないからなおさら)。ホント、恐ろしいしよく出来た世界です。
ちょっとずつお金をためて値段が下がったらコッソリ買いたいなぁと。APS-Cはフルサイズと違って望遠に強く軽いって利点があるから50Dは手放さないけど。
でもよく考えると、たとえば今もっとも使用している「EF-S 17-55mm F2.8 IS USM」の代わりになるレンズを買うとすると、フルサイズだと「EF 24-70mm F2.8L」になるわけだけど、これってレンズだけで重量約1キロでバカデカイ。IS(手振れ補正)もないし。価格もベラボウに高いし…。
ということで、冷静に考えると現実的じゃないんじゃない?とも思うんで、ここは慎重に動向を見極めようと思います。
ちなみに、5D Mark IIは動画も撮れるんだけど、本家のスペシャルサイトのサンプル動画はスゴイ。まるで映画みたい。
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkII ボディ
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2008/11/28
- メディア: Camera
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