50Dレポート - なんとなく犬

このページにアクセスする人は50Dの情報を求めて来ているようなので、この間もちょこっと書いたけど、50Dについて追記してみる。
まだ1週間しか経ってないし、適当に夜の写真を撮っているだけなのでなんとも言えないけど、40Dと比べて何が変わったか？と言われると…まぁあまりないかも。

高感度には確かに強くなったとは思う。けど、劇的に強くなったわけでもないと思う。ISO1600までは常用できそうだけど、ISO3200は厳しい場面も多いと思う（とは言え、2Lくらいの印刷ならまったく気がつかないレベルなんだろうけど）。ISO6400とかISO12800とかになると流石にノイズが多い多い。ってことで、高感度については期待以上でも以下でもない。でもでも、ISOオートでISO1600までが自動変動するんだけど、これがとても安心して使えるようになったのはいいっすね。
液晶はとてもクリアでキレイになった。これは想像以上に大きなプラスポイント。ピント確認がすぐできるし、40Dだと「なんかパッとしない、モヤっとした写真が撮れたなぁ」と思って家に帰ってパソコンで見るときちんときれいに写ってたりしてたのが50Dだと解消できる。そんなに液晶を信じちゃいけないかもしれないけど、撮った写真がその場で綺麗に見れるのは気持ちがいいもんです。
画素数は多いねー。そんなに望んでたことじゃないのでなんとも言えないけど。トリミングには確かに便利だと思うけど、ファイルサイズがRAWで1枚20M前後に…。40Dが10M-15Mくらいだったからこれは結構大変。でもまぁ画素数が増えたからといってノイズが増えたわけでもないんだから、これはこれで良しとしましょう。

連射速度が40Dの1秒間6.5枚から6.3枚になったけど、まったく違いがわかりません。気にしてもしようがありません。
電池の減りは確かに早くなった気がする。
オートライティングオプティマイザとか周辺光量補正とかは、RAWだとDPPで撮影後にいじれる（たぶん40Dでもそのうち使えるようになるはず）ので、普段RAWで撮ってる自分にはあまり関係ないことかもしれない。けどまぁ1枚1枚DPPで適用していくのも面倒だから楽と言えば楽（特に周辺光量補正）。
AFマイクロアジャストメントについては前回と変わらずまだ使用しておりませんのでわからず。
前回も書いたけどシャッター音はたぶん変わったんじゃない？軽快で気持ちがいい音だと個人的には思う。
後は撮影した写真を見てください（とは言っても生のデータではないんだけど…）。

…ということで、劇的に何かが変わったぜ！！という印象はまったくないものの、40Dを使っていて「ここがもうちょっとこうなればだったらいいのにな…」と思っていた細かい不満点が（防塵防滴を除いて）すべて解消されたのは、撮影をしていてとても気持ちがいいもんです。とはいえ、まだこれから数をこなしていかないと本当にどこが良くて悪いのかはわからないけどねぇ。