XP祭り

ひょんなことからXP祭りなるものが開催されることを知って(無知…)、最初から最後まで参加してきた(うちのプロジェクトからは2名参加)。XPってあれね、WinodowsじゃなくてeXtream ProgramingのXPね。もちろんアジャイルつながりでってことで。今までこうやって社外のコミュニティに参加することは一度もなかったんだけど、外に目を向けると言う意味では、やっぱり自分の中ではデブサミで発表させていただいたが大きかったのかな…。社内だけで暮らして、井の中の蛙状態になるのはとても怖くて、情報収集や人との繋がりという面でこういった外部コミュニティに参加するのもいいなぁと思ったわけです。
Agile2008に参加された方々のセッションがとても興味深くて、やっぱりまだ海外に遅れを取ってるなぁと感じつつも、日本もイケテルんだぜって勇気や自信みたいなものをいただいたカンジでした。午後のLTも確かに楽しかったし面白かったけど、あまり得られたことはないような…ってそうか、別に「祭り」であって「勉強会」ではないんだからそれでいいのか!!そうだな、うん。
そうしてセッションを聞いて、皆さんの取り組みを見てみながら、なんで自分はこういう開発プロセスとかアジャイルとかに興味を持ったのかなぁとなんとなくふりかえってみた。今のプロジェクトが始まろうとしている時、プロジェクト自体の雰囲気がとても落ち込んでいて、自分を含めて誰もが文句しか言っていないような、完全に悪い流れに飲み込まれつつあって。それをとにかくどうにかしたくて、自分含めて仲間も楽しく仕事をしてもらい、仕事に誇りをもってもらいたいなぁとシンプルにそう思ったのがきっかけだったように思う。そうしないと最終的に良いプロダクトも作れるはずないし。人生ハッピーじゃなくなるしね。そんなこと考えているときに平鍋さんのプロジェクトファシリテーションの講演を聴いて、これだな!!と思ってとにかく見よう見まねでやってみて。もともとアジャイルの考え方に共感や興味を持っていたってのもあるんだけど、それを具体的に行動に起こすきっかけになったというか。タイミングがよかった。そして本当に色んな人たちに協力をしてもらって現在の形になって。そう考えると運も良かったし、理解ある仲間や上司に恵まれたなぁと。そのことは常に忘れちゃいけない。
もちろん今も課題は山積しているけどそれから目を逸らさずに、また新しい気持ちで取り組んでいかなければ!!と気合が入った一日でした。